2020/6/11 コロナ時代の卒業式

先週のZOOMによる卒業発表に引き続き、今日は「卒業式」。

一旦、先生とのグループチャットで「ソーシャル・ディスタンスを保ち、全員マスクをした卒業式」の提案があったのだが、何人かの保護者がそれを拒否。いっぺんに多くが集まらないよう、一人ひとり時間を決められて交替で学校に行き、成績表を受け取り、ガウンを着て記念撮影をして帰るという段取りとなった。卒業式でさえオンラインで済ませた学校が多かった中、気分的にはまあまあ卒業っぽさは味わえたかと思う。トップ写真に見られる背景は卒業式のお決まりで、インドネシアではインスタ時代以前から好んで使われている。この背景で娘と一緒に撮った写真が幼稚園時代から額縁入りで保存してあるのだが、娘の成長に感慨深い想いを抱くと同時に、自分の老け具合にちょっと凹んだりする。ま、しゃーない。

昨夜はママたちのグループチャットで「あたしが先生と掛け合うから、全員集合写真撮影しましょうよ！ね！このままお別れじゃさびしいじゃなーい」と言い出すお母さんがいて頭が痛くなったが、やはり「すみませんがうちは遠慮します」と言うお母さんもいて、結局はクラスの半分くらいで撮影をしたらしい。チャットの中では、「そんな大勢で写真を撮ったらSNSで炎上するわよ！」と指摘するお母さんもいたっけ。そういう時代なのだね。

うちの子に関して言えば、「もうみんなと会いたくない」というスタンスなので、卒業に「次に新しい学校に行ける！」という期待以上の感慨はあまりないようだ。とはいえ、幼稚園から数えてもう11年も同じ学校に通った（校舎は途中で移った）と思うと、母は感謝の気持ちでいっぱいですよ。思えば小学校の時は先生との面談のたびに「お嬢さんはしゃべらない」と言われていたのが、今はもうしゃべるようになりました。そこまで辛抱強く導いてくれてありがとう。

帰りに学校から歩いて15分くらいのイオンモールに寄って、ランチ用の餃子を買って帰った。サイコロステーキも買ったので、今夜はこれでまたお祝いとする。