真夜中にこっそりロスと愛を叫ぶ
ガッキーロスに陥っている。
新垣結衣さんのことを知ったのは、雑誌のニコラでモデルをされていたとき。
雑誌で見て一目惚れしてから、父にこのモデルの人絶対来るよと上から目線で語り、実際にテレビに出始めて人気がますます高まり、ほらねと得意気に語っていた。芸能人でもっとも好きな方のひとり。
ドラマでもCMでもとにかく美しくかわいくて、でも見え隠れするいい意味での暗さと、周りの人のどんな発言も静かに受け止める気遣いと広さに安心感を感じていた。
結婚はおめでたいこと。なのになんでこんな寂しいのだ〜〜〜。ぽっかりと穴が空いたような気持ちで、ニュースを見るたびに喪失感を覚える。
私のがっきーがああああああと夫にLINEしたら、「ようこのではない」とニヤリとした絵文字が添えられて返ってきた。まさにそのとおりである。
なんでこんなに寂しいのか考えたらいろいろでてきた。クラスメートが実は付き合っていたことを知らなかったショックにも似ているし、独占欲もある気がする(私が新垣結衣さんと結婚はほぼありえないのに、なぜこの独占欲って出てくるのだろうね)
変わることへの寂しさも関係している気がする。たとえばお店が閉店したら、なぜか急に寂しくなってもっと行っておけばよかったと思うように、新垣結衣さんの結婚もこれまでとなにかが変わる気がして、その変化に寂しさを感じているのかも。
そういえば近所の老舗呉服店が改修することが分かったときも、改修前の姿を残そうと夢中になって道路の真ん中で撮影したし、グーグルマップでかつての姿をスクリーンショットで保存した。
新垣結衣さんと星野源さんの付き合う前と言われているツーショットもスクリーンショットで保存している。もはやなぜなのか分からないが、いつか消えるかもしれないと思うと残したくなる。
まあとにかく寂しさが大きいのだけど、でも最後を感じると動けることってあるよね。それまではさらりと通り過ぎていたことでも、変化の兆しは残そうとする意欲と行動をもたらしてくれる。なんの壁もなくするりと。そして残そうとするからこそ、じっくりと味わえる。
それで味わったあと、変化の先にも楽しさがあることを少しずつでもいいから見出していけたらいいね。
死ぬ前に一度でいいからガッキーに会いたい。
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