避けたいと感じる問題は、より幸せな未来に必要なプロセス。
ただし、問題そのものにフォーカスして苦しむことが「必要」なのでは無い。
問題が起きた瞬間に、解決策が存在する。
その解決策を具現化させることが、より幸福になった未来にとって必要なのだ。
例えば、新しい職場に転職したり、新しく事業を始めたりした時。
感情面に注目すると、最初は仕事に対する「前向きな期待」が優っているから、スムーズに拡大・成長していく。
いい気分で仕事をこなしたり、業績が伸びたりする。
だけどその後、時間とともにうまくいかなくなることが多いのは、それまでの喜びや、「うまくいっていた部分」が、だんだん当たり前に感じてきて、
それよりも、新しく見えてきた「問題点」や「望まない部分」に、フォーカスしがちだからだ。
この時に、「問題」や「不満」にフォーカスを続けるのではなく、
すぐに「こうなったらいいな♪」「解決したらホッとするな♪」という「いい気分」にフォーカスできれば、
その問題によって拡大した、新たな現実を体験できる。
それはもう、問題が起こる前に比べたら、はるかに幸せで、実りあるものだ。
それができずに、「この問題さえ消えてくれれば、自分は安堵できるのに」などという不満を募らせていれば、よりネガティブな現実になってしまう。
これは人間関係や、パートナーシップにも当てはまる。
特にパートナーシップでは、「相手が自分の望む通りになってくれさえすれば、自分は幸福な感情が得られるのに」という思い込みを持っている人がとても多い。
こういう人は新しく関係を築いた瞬間には、「この人こそ自分を幸福にしてくれる!」と舞い上がるが、
そのうちに、思っていたのと違う部分が見えてくると、「こんなはずじゃなかった」と思ったりする。
「不満」にフォーカスして、嫌な気分になっているのだ。
初めて恋に落ちた時に見えていた、その人の「長所」や「魅力」など、すっかり見失ってしまったかのようだ。
私たち夫婦の場合は、いつもお互いのことを素晴らしい存在だと思っているので、関係性において「問題」を感じたことは無いが、
お互いに相手に対して、しょっちゅう「新しい部分」を発見している。
これはある意味では、「付き合った時に思ってたのと違う」部分なので、敢えてネガティブな見方をすれば「問題」になり得るのかもしれない。
でも私たちは、そういった変化や、拡大・成長を一緒に楽しんでいるし、
より本来の魅力を発揮している、新たな相手の方が、より素晴らしい存在になっていると感じている。
相手がそれまで知らなかった人になっていくことは、新鮮な喜びでしかないのだ。
つまり、変化はただの変化であって、ポジティブでもネガティブでも無い。
ネガティブな見方をすれば「問題」になるが、ポジティブな見方をすれば「拡大のチャンス」なのだ。
上記のように、私たちは、相手に対してはポジティブな見方ばかりしているが、
一緒に暮らすようになってからの日常生活については、現状に対して、不満を感じる問題が見えることはある。
その度に「こうなったらいいよね♪」と二人で話し合っている。
例えば、「部屋のこの部分が片付いたらいいよね♪」「こういう家具が買えたらいいよね♪」など。
ちなみに、「相手がちゃんと〇〇してくれさえすれば〜」みたいなコントロール思考は論外だw
どちらも嫌な気分になるだけで、何の解決にもならないのだから。
二人とも最高にいい気分の状態で、解決した後の現実を思い浮かべるのだ。
そして、それらの「こうなったらいいよね♪」が叶った現実は、それまでに比べたら格段に幸福なものなので、
「問題」って、本当に大切なギフトなんだなあ〜と感じている。
この前食べたいちごのフレトー♪
好きな食べ物を食べると、それだけでどんな問題もどうでも良くなるから、すぐ解決する(笑)
好きな物って大事だ(^-^)