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カメラマンに年齢と器用さは関係なかった

私が写真家を目指したのは他の人よりもだいぶ遅くだった。
その年齢で写真学校へ入学しても果たして大丈夫だろうか?と心配だった。
すでに年齢的にはベテラン?だったから。
不安を払拭する為に写真学校の方に直接話を伺ったら「60代の方が在校生にいますよ。社会人の方もたくさんいます」と教えてもらい、安心した。

入学した日。同じクラスにはやはり若い人達が多かったが、働きながら写真学校へ入学した人も多くいて希望をもらった。デザイナーからカメラマンを目指す人、有名な企業での肩書きを捨てて、カメラマンとして再スタートを目指す人も。
私はブームやセンチュリー等、撮影機材の組み立てが本当に苦手で…..普通の人がいとも簡単にできる作業が、想像を絶するほどできない!
具体的には色々あるが、例として
◯ネジを回す方向がわからない→回しすぎて外れる
◯長いトレーシングペーパーを真っ直ぐ切ることさえ無理😱→めちゃくちゃ曲がる!
◯機材をはめ込むだけ→凹凸の位置が理解不能😱
全くダメな人だった(実話)。
器用な人はそれが大きな武器になるが、私のように恐ろしく不器用でも他の部分でカバーすればOK。
卒業式では1番成長したと先生から言ってもらえた。

年齢的に不利&不器用すぎておかしな私でもプロになれたので良かった。

ちなみに…..何千回も、何万回も同機種のカメラのシャッターボタンを押しているにも関わらず、未だにボタンがどこだか本気でわからなくなる時がある。
自分でもボケっぷりに愕然とする今日この頃笑

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