見出し画像

自粛太りを早めに対処したい本当の訳とは?

#自粛太り #コロナ太り 、という言葉が、
流行語大賞にノミネートされるかどうかは不明だが、皆この時期に
どのくらい体重が増えたのだろう。

私の予想では、
恐らく1,5~2kgってとこだろうか。

あるいは、体重の値はさほど変わらずとも、
お腹周りがなんとなく以前よりも
ブヨブヨしてたら、それももうアウト。
体型が崩れてしまっているのだ。

短期間でついた脂肪は、
早いこと取り除かないと、
後々厄介なことになる。

それは鍋底にこびりついたコゲのように
頑固な脂肪となる…とか単純な話ではない。


我々の身体は
長期間維持された体重が、
一度脳にインプットされてしまうと、
それがその人の「設定体重」となり、
そこからいくら痩せても、
自動的に元の体重に戻そうとする
脳と体の仕組みがある。

ダイエットする上で、
なんとも余計なメカニズムなんだろう。

それに逆らい、無理に痩せようものなら、
その反動はさらに強くなり、
あっという間にリバウンドすることになる。

設定体重=セットポイントとも言われるが、
脳がそうだと認識するまでに、
一刻も早く自粛前の体重に戻しておかないと
後々面倒なのである。


ダイエット中、
この設定体重に阻まれているケースは多く、
始めは順調に体重が落ちていたのに、
あるところからどんだけ頑張っても
一向に減らないという経験はないだろうか?

その場合、
停滞期と簡単に片付けられることが多いが、
その体重が過去の設定体重だった可能性も高い。

例えばこうだ。
30才まで60kgをずっとキープしていたとする。
そこから出産を機にズルズル5年かけて
65kgまで太り、さずがにヤバいと感じ
しばらくそのまま停滞。

そうすると、65kgが今の設定体重となる。

そこからダイエットを始め、
スルスルと痩せていったものの、
過去の設定体重であった60kgになった時点からピクリとも体重の値が落ちない。
精神的にもイライラがMAXになり
ある日突然プッツリ切れ、ヤケドカ食い。
それ、あっという間に65kgの元の体重に。

過去と現在の設定体重から落とすには、
反りたつ壁を乗り越えるが如く、
アクセル全開で挑み続けるか、
気長にゆっくり、設定体重をリセットしながら進んでいくしか方法はないのだ。

リバウンドを繰り返すうちに、
あなたの身体は、
見るも無惨に体型を崩しながら
どんどん痩せにくいカラダになっていく。
リバウンドは極力避けるに越したことはない。

「自粛中に太っちゃった、てへ」
なんぞ言いながら、デブ友たちと共に
腹をさすっている場合ではないのだ。

だが、悪いことだけではない。
短期間についた脂肪が落としやすいのも
設定体重のおかげ。

60kgから一瞬で62kgになろうが、
ちょっとばかし頑張れば
2kgは簡単に落とせるということ。

ならば、設定体重が更新される前に、
脳にバレずにとっとと戻してしまおう
という話なのである。


Yoko


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?