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自分のキャリアに納得する感覚
3連休。天気が良いだけで気分が良いsumidaです。
環境は活動のモチベーションになることを改めて実感しています。
今日は、自分のキャリアに納得する感覚について。
私は看護界で21年も働いているのに、なぜ看護師になりたいと思ったのか、自分が納得できる説明ができませんでした。
元を辿っても、関連のありそうなことは、ナイチンゲールの伝記をよく読んでいたこと、保健室の消毒綿球や攝子が好きだったことぐらいしか心当たりがありません。
でも、自分が看護にどのように携わっているかを俯瞰してみると、こんなことが浮かび上がってきました。
看護そのものより看護をする人に関心がある。
臨床看護より研究をしたくて大学教員になった。研究テーマは“看護師のキャリア”
大学教員を続けるうちに、研究より教育への関心が高まってきている。
過去の自分が現在の自分に繋がっていると考えると、なぜ私はナイチンゲールの伝記を読み、保健室の消毒セットが好きだったのか。
それは、
「ナイチンゲールの生き方に共感したから」
ということに気づきました。
ナイチンゲールは裕福な家庭、環境に育ち、経済的には何の不自由もなく暮らしていました。
しかし、自分の境遇に「これでよいのか」と疑問を持ち、看護の道へ進みます。
クリミア戦争時の傷病兵への看護の経験から、現在にも通ずる看護理論、公衆衛生学の基礎が生み出されました。
ナイチンゲールは、置かれた環境に安住せず、自律的にキャリアを切り拓き、看護の専門性を発信した“ファーストペンギン”だったのです。
ただ、ナイチンゲールの生き方に共感していることが無意識だった18歳の私は、ナイチンゲールと同じ職業に就くための進路を選びました。
最近気づいたことは、看護職としての私がやりたいことは、臨床看護ではなく、看護を追究することではなく、「看護をする人を支援するファーストペンギンになること」だということ。
そして、それを体現しようと、キャリアコンサルタントの資格を取得したのだということ。
この感覚に気づいた時、キャリアコンサルタントとして迷いなく進んでいこうと思える自分がいました。
キャリアコンサルタントとしての現実は、決して甘くはありません。
看護職へのキャリアコンサルティングの切り口がなかなか見つからず、try&error、そしてまだまだ自己研鑽への比重が高い状態です。
でも私は、ナイチンゲールのようにありたい自分を実現するために、決して諦めない。
この記事を書きながらそう誓っています。
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