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プロダクトデザイン1年生へーその①「衝撃発言」

こんにちは!プロダクト系のデザインをしています、横山友美です。初投稿なので、暖かく見守ってください!

主に家電や車などの形のある製品を作るのが、プロダクトデザインのお仕事なのですが、意外と裏側は知られていないと思われるので、裏話や大学での話など、プロダクトデザイン関連の方はもちろん、全然知りませんといった方にも楽しく、ためになるような内容にしていきたいなと思っています。

今回は私が大学に入学一発目の授業で受けた衝撃の発言についてです。確か教育心理学の先生の発言だったのですが、だいたいこんな感じのこと言われました。「例えば、ボールペンデザインして200本とか量産されたとして、売れなかったら全部ゴミだからね」当時入学したてほやほやだった私には衝撃の発言でした。これから目指してるプロダクトデザイナーという職業が、一気に環境破壊の悪の根源みたいに思えてきてショックでした。しかも、デザインとあまり関係のなさそうな、一般教養の教授に言われたので、なおさらショックでした。

今では本当に教授に感謝してます。なぜなら、その後、こういった話をしてくれたのはこの教授だけだったので。この発言、その後の私のプロダクトデザイナー人生を変えたといます。なぜなら、良くも悪くもデザインするときに、喜ぶ人がいるのか?、お客さんが買うのか?と毎回考えるくせがついたので。デザインしていくと、どんどんのめりこんでいって、デザインのためのデザインみたいになってしまうことってあると思うんですが、「売れなかったらゴミ」の一言で、いつも現実に引き戻されるので。

やっぱり作家さんやアーティストではないので、デザインで誰かを喜ばせるという心がけは忘れないようにしないと、どんどん日常の忙しさで、適当にデザインしてしまったり、自分のためにデザインしてしまったりするので、落とし穴に気を付けないといけないですね!自分のためのデザインって何が悪いの~ってなりそうですが、量産の場合は自分みたいな趣向の人向けはOKですが、自分がただ好きなデザインにはならないように気を付けたいです(個人の作品ならいいとはおもうのですが)

こぼれ話:実はこの教授の講義の時に、私ちょっと遅刻したんで、非常階段からこそっと大講義室入ったんですね。そしたら席の後ろの男子二人がこそこそしてて、、「お前言えよ~」とか言ってるんで、もしかしてナンパ~?とか、ちょっとドキドキしてたら、、講義終わりに、肩ポンポンとたたかれて、振り向きざまに、こう言われました。

「頭に鳥の巣ついてますよ」

そんなことあるん?(ほんとについてたんだけど)そもそも鳥の巣って、そんな簡単に頭につくの?体験ある方は、ぜひコメントください!

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