なぜ行動に移るまでに時間がかかるのか? 1ヶ月毎日疑問を見つけて考える 13日目

今日の疑問は

「なぜ行動に移るまでに時間がかかるのか」

です。

どういうことかというと、

例えばテスト勉強をしなければならないのに、急に部屋の掃除を始めてしまうとか、部屋の掃除を始めたにも関わらず途中で見つけてた漫画に没頭してしまうとか、、

テスト勉強に限らず、その日のTO DO リストを作成してもすべてを完璧にこなすのができない人の方が多いのではないでしょうか?

昨日、僕自身も同じ体験をしてしまったため、この機会に考えてみようと思いました。

それではいってみましょう!

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なぜ行動に移るまでに時間がかかるのか?

理由や解決策など

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①部屋が散らかっているから

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まずはこれかなと思います。

何をするかによりますが、多くの場合が物理的な行動だと思います。

・勉強をする

・仕事をする

・運動をする

なんかが身近な例だと思いますが、それらの行動にスムーズに移るためには「それしかできない環境」というものを作り上げる必要もありそうです。

部屋が散らかっているとは「足の踏み場がない」という散らかり具合はもちろん、本棚やデスク周りなど「目に見える部分で無意識に情報をキャッチしてしまわない環境」も当てはまるのかなと思います。

後者に関しては、無地のカーテンをつけたり、目隠しになるような工夫でなんとかなりますが、そもそも本当に必要なものなのかこの機会に一度見直すのも大切な行動なのかなと思います。

ということで、部屋の掃除、部屋がもともと綺麗な方はデスク周りをもう一度見直すなどの取り組みも有効であると思うので、ぜひ一緒に片付けていきましょう。

また、精神的な行動の場合は、部屋が汚くてもできるっちゃできます。

・瞑想(マインドフルネス)

・精神統一

・一点集中

などですね。

瞑想なんかは部屋が散らかっているほど気が散るため、効果が実感しやすいのかなとも思います。

本来マインドフルネスは「今ここに自分が存在している」というのを理解し受け入れることです。

じゃあ気が散っちゃうといみなくない?

と思われた方々もいらっしゃると思います。

ただ、その気が散っている自分に気づいていくのもマインドフルネスの重要な一歩なんですよね。

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「あ!今自分は机に溜まったペットボトルに意識が向いているな。」

「あ!今日は大好きなアニメの放送日だ。」

「あ!洗濯物干さなきゃ。」

みたいに、無になろうとすればするほど、普段意識しないようなことが次から次に浮かんできます。

そのステップを俯瞰できるようになったら、今自分がここにいるという充実感なんかに気付けたりするので、あえて散らかった部屋の状態で瞑想・マインドフルネスなんかをやってみるのもいいのかなって、ふと思いました。


②実行するのにパワーが必要だから

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自分の心に忠実になるのは結構難しいです。

どこかで人の評価を気にしてしまったり、本心を隠して違う道を選んだり、はたまた自分でも本心がわからないまま選択してしまったり。

毎日の生活で選択しなければならない場面は往々にしてあります。

選択とは大層なものではなくて

・今日はどんな服を着ようかな

・お昼ご飯はどのお弁当にしようかな

・何時頃に家を出ればあの電車に間に合うな

みたいな小さな選択も含みます。

ですがそこにかける脳の労力は多大なもので、こまごました選択の積み重ねが、疲労の元になってしまっているケースも多くあります。

そのため、そんな風に知らない間に疲れが溜まった状態では、「ずっとやりたかったこと」に手を出せる時間が少しできても、細々と出してしまったパワーの不足によって、知らず知らずに後回しにしてしまったりするものなのかなと思います。

これの解決策としては、


・選択の機会を極力減らす(自分の心が豊かになる範囲で)

・やりたいことを優先的にやる

・やりたいこと、やりたくないことのリストアップを行なっておく


みたいなのが挙げられるのかなと。

そして、それらをさらに分解すると、行き着く先は「自己分析」であると思います。


・自分はどういう時にどんな感情を抱くのか

・これをした時、心から嬉しかった楽しかった

・これをしている時は1時間が6時間に感じた


みたいに、ある程度自分の好き嫌いをはっきりさせて、誰かに聞かれても即答できるくらいにしておけば、本当に心からやりたいことに手を出せるようになるんじゃないかなと思います。

自分と関係を持ってくれている周りの人もとっても大切です。

その人たちに喜んでもらえたり、うれしくなるようなことをやっていきたいものですが、それには自分自身がまずは安定した幸福感を持ち続ける必要がありますよね。

気分が沈んでいる時に、思いっきり相手を喜ばせよう!って気持ちにもなれないと思うんです。

仮にそれができたとしても、自分の気持ちを押し殺して自己犠牲の上に成り立つ優しさや気遣いは、そのシチュエーションの登場人物のみんながみんなハッピーではないのかなと。

そのため、まずは自分を知り安定的に自分を満たした上で、他者に自分にできる最善を尽くしていけるといいなぁ。

(自己中心的とは違います)


③その行動をすることで得られる最終到達点がイメージできていないから

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何をするにしても、「それをすることで最終的にどうなるのか?」という部分は結構重要だと思っています。

僕は小学校の頃、野球チームに入団して活動をしていました。

その理由は、ただ漠然と「兄がやっていたから」というものです。

野球をすることでどうなりたいのか全く考えてなかったんですよね。

当時、同学年のチームメイトに「なんで野球始めたの?」って聞くことも多かったんですが、その答えは様々で


・単純に面白いから

・体を動かしたかったから

・バッターでめっちゃ遠くに打ち返したら面白そうだから

・友達を作りたかったから

・茂野吾郎みたいなボールを投げられるようになると思ったから


と、本当に小学生らしい純粋な答えをもらっていました。

ただ、そんな何かしらの目的があったみんなの中に、なんの目的もなく野球に関してもそれほど興味が持てなかった僕が仲間としているのは、とても窮屈だったんですよね。

その気持ちが強くなっていくとともに、次第に野球に行かなくなり、それでも周りから否定されるのが怖くて「やめる」の一言が言えないまま幽霊部員として最後まで残ってしまいました。

これは、いろんな人に迷惑をかけた僕の黒歴史の一つですが、やっぱりこの事例から見ても「それをすることでどうなりたいのか」がハッキリしてないと迷った時に困ります

そのため、それに気づいてからは、何かしらの取り組みをする場合


・最終的にこのレベルになってたら自分自身を認められるな

・この経験やスキルを身につけておくことで将来的に誰かの役にたつだろうな


みたいに、ちゃんと考えるようになりました。

それは、どんな小さなことでも構いません。


例えば「買い物に行く気になれない〜」という場合なら

その買い物をすることで何分後・何時間後の生活はどうなっているのか?

と考えれば、

「未来の自分の作業効率が上がるな〜」とか「美味しい料理を振舞えて喜んでくれる人の顔が思い浮かぶな〜」みたいなポジティブなイメージ

「夜ご飯の材料買っておかないと家族にご飯を提供できない!」とか「ハンバーグ作る約束してたのに!」みたいなマイナスなイメージ

などいろんな発想になると思います。

そういった未来の自分が感じるであろう気持ちを想像したり、今の小さな行動で未来の自分のためになるという事実を知ったりすると、ふっと体が軽くなって行動に移せたりしちゃうかもしれませんね。


まとめ

①部屋が散らかっているから

②実行するのにパワーが必要だから

③その行動をすることで得られる最終到達点がイメージできていないから


とにかく人生は選択の連続ですね。

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今の時間をどう使うか、選択肢は無限大にあって、その中で何かしらの選択をする。

何もしないっていうのも、何もしないっていう選択肢を選んだということなので、それも立派な決断だと思います。

それでも「行動できない」で行き詰まっているのであれば、今回一緒に考えてみたことを実践してけるといいのかなと思います。

もちろん僕も日々実行していきます。


皆さんの「なぜ行動に移るまでに時間がかかるのか?」という疑問に対する考えも教えていただけると、とっても嬉しいです。


それでは、また明日!



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