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就労移行ではタイピング練習を!
最長で2年間の就労移行支援での訓練期間。
Word、Excel、軽作業、ビジネスマナー等の座学など、いろいろカリキュラムがあります。
学校みたいな決まった時間割はあったりなかったりするとは思いますが、PCの学習は基本自学自習です。
「MOSのExcelの資格取りたい」
「ワープロ検定受けたい」
「資格はいらないけどテキストの内容は習熟したい」
など、自分で目標を決めて、学習用テキストの問題を解いていって、分からなければ職員に質問する、というのがおそらく一般的です。
個人的な意見としては、勉強するならまずExcelの基礎かなとは思いますが、もう一つおすすめするのが
ブラインドタッチ(タッチタイピング)
これです。
タイピングマスターしたら、いい事づくめです。
「カタカタカタ、ッターン!」ができたら(Enterキーは優しく叩きましょうね)、大袈裟ですが一生ものの財産になります。
まず、PC作業がラクになります。
スピードアップや効率化はもちろんのこと、いちいち下見たり画面見たり目線がキョロキョロしなくて済むので体力の省エネにもなります。
あと、入社試験に出ます。
僕がやったのは「時間内(たしか5分)にお題の文章をどこまで打てるか」というもの。ワープロ検定みたいな感じですね。受けたことはないですが。
会社(職種)によってはタイピング速度も求められるので、通所してる間に練習しておいたほうがいいです。
そして何より
「できなかったことができるようになった」という達成感と自己肯定感
これが一番デカいです。
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WordやExcel、秘書検定や簿記などを勉強しても、間が空いたりやってないと忘れちゃいます。
でもタイピングだと一度覚えたらそうそう忘れません。自転車の練習みたいなもので、繰り返し転びながら(指つりながら)練習すれば体で覚えます。
さすがにしばらく間空けたらスピードや正確性は鈍るけど、ちょっと慣らせば感覚は戻ります。
仮に事務職希望でなくても、会社に入ってパソコンを全く触らないなんてことはまあないでしょう。
「これまで全くできなかったことが、スラスラできるようになった」
──これがあるとないとでは、メンタルの持ちようがだいぶ変わります。
これを比較的簡単に実現できるのが、タイピングだと思っています。
覚えるのはラクではないけど、出来たら周りと差がつきます。暗記とか勉強じゃなく、練習を重ねるのみ。やるかやらないかです。
Excel試験やビジネスマナーで習ったことはもう忘れたけど、タイピングだけは頑張ってマスターした!と胸をはって言えます。
そもそも何で就労移行でやるの?
家でもできるけど…まあやる気でないでしょう。苦笑
就労移行の通所中というのが、いいタイミングです。
・まとまった時間の確保
・他の遊びとか誘惑をシャットアウトできる練習環境
・他者(支援所職員・相談員)との目標共有
これらの好条件が揃った場を、利用しない手はないでしょう。
貴重な2年間、ぜひ有効活用しましょう。
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次回、僕が実際にやった練習法・時間の使い方をお伝えします。
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