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「同じ境遇の人の支えになりたい」と思う前に

「同じ障害のある人の支えになりたい」
「病気を知っているからこそ、力になれることがある」

「自分と同じ境遇の人の助けになりたい」という思いで、支援員やピアサポーターを志す。

誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。僕もその1人です。

ですが、このいわば"病気あるある"的考え、けっこう危険なことらしいです
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就労移行支援の講義で聞いたことなんですが、

「自分をコントロールできて、はじめて他人を支援できる」

とのこと。

他人にアドバイスをするなら、まず自分が見本を見せなければならない。

それができずに支援員は務まらない、と。

「支えたい」という人に、自分の障害特性をきちんと理解しているか、コントロールするために具体的にどんなことをしているか問うと、まともに答えられる人はまずいないそうで

言われてみればそうだよなあ…

片付けできない親に、あんた部屋片付けなさいって言われても「うるさいわ!」としかならない。

僕でも「人の心配する前にまず自分治したらどうや」って思うもんなぁ…

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