見出し画像

障害者雇用にも出来高給を

障害者雇用にそれほどスキルや生産性は求められない。必要なのは体力」と以前書きました。

出来高とか昇給は特に無く、在宅勤務なら、めちゃくちゃ真面目に仕事しても昼寝したりサボってYouTube見たりこうしてnote書いてたりしてても給料は全く同じ。(弊社では)

仕事が遅くても報連相ができなくても、毎日安定して出社できていれば、会社の戦力としてはなり得ます。

一言で表すなら

「時間拘束」


社員に給料を払うにあたり、おそらく一番合理的で客観的な、文句のつけようもない指標が「勤務時間」です。


…まあそうです。わかります。

けどやっぱり、仕事内容に対しての評価がほしい!!


これが本音です。


***

具体的な提案として、こなした件数に応じての加算が欲しい。「雇ってくれてるだけありがたい」と前言ったところですが…

〇件以上達成すれば時給10円アップ、もしくは月給にプラスでボーナスを支給とか。


個人的に、従業員の生産性関係なしに給料同じ、というのが納得いかないのがありますが…

頑張った分だけ給料が加算されると、働く意欲の向上と生産数の増加につながると考えています。



就労移行時代に行った、とある官公庁(ぼかしてます)の職場実習でのケースです。


実習というよりは業務委託で、データ入力を

時給・基本給なし、1件35円

という完全出来高制のお仕事でした。こういうのは珍しいですよね。


利用者3,4人で行って期間は10日間くらい。
普段の軽作業は時計ばっかり見てあくびしながらやってたけど、この時はみんな目の色変えて必死でしたね。

やればやるほど給料が上がる。サボるとその分増えない。一日の終了時に件数を報告するんですが、少ないと自分の無能さがバレるので、その点でも必死でした。


このように切磋琢磨の競走意識をもってすれば、仕事の能率生産性アップが期待できると考えています。


***

成果主義みたいにしたら、ミスが増えたり隠したり、社員間で優劣ができるとか、課題もおそらく出てくるでしょう。

しかし、たとえ生産性は求めない障害者雇用であっても、人事考課やモチベーションアップの仕組み作りはあってしかるべきでしょう。


法定雇用率達成のために「とりあえず何人採用しとけ、業務は書類整理と清掃さえしてくれたら」みたいなのは少なからずあるでしょう。

とはいえ、せっかくコストをかけて雇った人材。もっとその人個人の潜在能力を引き出させるようなことをしてもいいと思うのです。そのほうが会社にとってプラスにはならないのかな?

(まあいろいろ勘案した上で、時間拘束だけして遊ばせるほうが結局効率的なのかもしれませんが…)



…ということで、もう少し、仕事に対しての評価をお願いします。そしたらもっと頑張るんで、、、


この記事が面白い、役に立ったと感じた方は、少額でも構いませんのでサポートを頂けると嬉しいです。今後の執筆の励みになります。