忍者たちの非常食
今日はね、忍者たちのアイデアで作られた非常食のお話だよ。
忍者は戦国時代や江戸時代に本当にあったお仕事なんだよ。敵のお屋敷の床下や天井裏なんかに何時間も隠れていて大切な秘密のお話を聞き出していたんだ。だから隠密とも呼ばれていたんだよ。スパイ活動をしていたんだね。任務中は水を飲むことも、トイレに行く事もお腹がすく事も我慢しなくちゃならなかったよ。
そんな忍者たちが考えた非常食があったんだ。ちゃんと忍法書に書いてあるよ。代表的な忍者飯を二つ紹介するね。
水渇丸っていうのはね、梅干しの肉に氷砂糖を混ぜたものなんだって。これを口に入れて唾を出して喉が乾くのを我慢したんだって。梅干し味のキャンディーみたいだね。
飢渇丸っていうのはね、小麦粉、そばっこ、山の芋、餅米なんかに人参やハトムギなんかを混ぜて丸めた物なんだよ。お腹が空いた時に食べたんだね。カロリーメイトみたいだね。
忍者の里で有名なのが、三重県の伊賀と滋賀県の甲賀なのさ。ここは昔からお薬で有名な所だったんだ。忍者達はお薬屋さんに変装して、お薬を作ったり売ったりしながら、旅に出て行っていろんなお話を仕入れてきたんだね。あの有名な俳人の松尾芭蕉が忍者だったっていう説もあるんだよ。俳句を読むふりをしながらスパイ活動をしていたっていうのは、なんだかロマンチックでカッコイイよね!
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