第4話 マグ!フッフーッ!
陽が出て間もない時間。アズサは目を輝かせていた。
「うわぁー!届いたんだね、タケルのマグ!フッフーッ!」
「僕らのマグだよ、アズサ。まだ朝早いのにそのテンションはなに?フッフーッ!って」
「だって届いたんだよ、かわいいじゃん!ねえ!?朝3杯もコーヒー飲んで来たんだから!早起きって最高っ!フッフーッ!」
「にしても早いよ。これだと散歩に連れ出されるな、長距離。さすが歩く辞書、カフェイン多め!」
「どうでしょう〜?さっそくこれで飲んでもいい?」
「いや、まずは商品撮影だ!これはあくまで試作品。それに飲むなら…今日はもう水にして、ねっ」
「そうね、売るんだもんね!売れるよ、きっと!紅茶ならいい?」
「うーん…だめっ。さあ!撮影しようじゃないか」
「分かったわ、ほんと いいマグね!」
タケルの耳元でアズサは叫んだ。
「さあ撮影!フッフーッ!!」
つづく
(作 : matutomopro )
『マグのおと』
次回は 5/4(土)の予定✨
✨お知らせ✨
yokikimi shop.mtpでは
オリジナルマグカップ 発売中です!
メルカリShopsよりご覧に頂けます✨
詳しくは
yokikimi shop.mtp 検索
matutomoproのInstagramも ぜひご覧下さい✨✨
https://www.instagram.com/matutomopro
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?