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欧州サッカー2024-25 飛躍を期待する日本人選手を選びました

 パリ五輪が閉幕したばかりですが、欧州サッカーの新シーズンが間もなく始まります(既に始まっているリーグもあります) スポーツファンにとっては忙しい夏が続きますが、日本人選手の活躍が今季も期待されます。以下の記事では欧州クラブ所属の選手数が20年前と現在では大きく増えており、各選手の活躍を全て追うことは不可能となっていることが書かれています。

  その中で今回は新たな所属クラブで活躍を個人的に期待している選手を3名挙げてみようと思います。

①鎌田大地 (SSラツィオ →クリスタル・パレスFC)

 Jリーグ サガン鳥栖時代から好きな選手です。卓越した技術に裏打ちされたボールキープ力、パスセンスが持ち味の選手でしたがドイツブンデスリーガ時代はゴールも増えました。昨季はイタリア ローマを本拠地とするSSラツィオでプレーし輝くことができずにいましたが、今季からは英プレミアリーグ 南ロンドンのクリスタルパレスというクラブに場を移しています。プレシーズンマッチでは馴染んでいるかのように感じられますし、これまでプレミアリーグでプレーした日本人選手とは異質のプレースタイルなので活躍を期待しています。

ブンデスリーガ アイントラハト フランクフルト時代のゴール集です。

2. 川村拓夢 (サンフレッチェ広島→ レッドブル・ザルツブルク)

 Jリーグで広島時代で印象に残るプレーを続け、ついに念願の欧州移籍が叶いました。オーストリア1部のザルツブルクはかつて南野拓実選手が5シーズンプレーしており、その後活躍が認められ名門である英国のリバプールFCに移籍しました。川村選手もここで結果を残し、ビッククラブへのステップアップが期待されます。まずはキャンプでの膝の怪我を完治させなければですが、どれだけのインパクトを残せるのか注目です。以下の記事でも取り上げていました。

Jリーグ時代のプレー集です。とにかくスケールの大きな選手ということがわかるかと思います。

3.大橋祐紀 (サンフレッチェ広島→ ブラックバーン・ローヴァーズFC)

 この選手もサンフレッチェ広島からのシーズン途中での移籍で欧州でのキャリアを開始させた選手です。注目は現在28歳という年齢での移籍ということでこれは欧州ではなかなか珍しいかと思いますし、彼の成功によって更に多くの日本人選手の移籍の門戸が開くきっかけにもなるのではないでしょうか。2024年から湘南ベルマーレ→サンフレッチェ広島に移籍した選手ですが半年間で11点を挙げ、英 2部に相当するチャンピオンシップのブラックバーンに移籍しました (環境の変化が目まぐるしすぎる…)
さっそく開幕戦で途中出場1ゴールを決める結果を残しました。FWはまず結果を出せば地元サポーターにも受け入れられるので最高のスタートを切ったと思います。これからの活躍が期待されます。

Jリーグ時代のプレー集です。広島時代だけでなく湘南でのゴールもまとめられています。こういう遅咲きの選手が現れるのも日本のサッカー界の底固さかと思います。

 他にも紹介したい選手はいますが、3名に絞って書いてみました。欧州への踏み台になるのは本意ではないですが、現在Jリーグでプレーしている選手で次に日本を飛び出すかもしれない選手を見つけるのも楽しみの一つかと思います。日本でのプレーが見れなくなる前に近くのスタジアムへ足を運んでみてみてください。

これまでの記事をまとめていますので読んでみてください。


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