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第23節(24/07/14)

こんばんみ。

弾丸名古屋ツアーである。
朝早くの新幹線に乗って名古屋に向かった。

遠征をする上で大事なことは「いかにサッカー以外の目的を旅に組み込むか」である。

サッカーの試合自体は正味、ギャンブルなところがあり、試合が勝つんだか負けるんだかはわからない。
数万円を払っている以上、勝って欲しいのは勿論なのだが、こればっかりは自分の力ではどうにもならないので、サッカーが負けた時に自分の中で腑に落とすことができるような目的を作る必要がある。
いわゆる、リスクヘッジというやつだ。


と、いうことで、まずは人生初のグリーン車に乗ってみることにした。

果たして

新幹線の遍歴としては、最初に「安いから」ということを理由に自由席を買った結果痛い目を見たのでそれからは指定席で買うようにした次第である。

正直、指定席で足りている感じはあるのでひとつ上のグレードだとどうなるのかを確かめるために潜入することにした。

グリーン車というやつにはフットレストがあった。
前後の席の空間にも余裕があるので席は倒したい放題だし、足は伸ばし放題である。
席自体もふかふかである。尻が全く痛くならなかった。

車内販売なんてのもあるみたいでハリボテというか、貧民な自分にはどれも高価に感じてしまって手が出なかったけれども流石トップクラスの席といった感じだ。
強いて言えば、名古屋というのはあまりにも距離として近すぎてグリーンを堪能しきれなかった。
今度は遠出する時に使ってみよう。


次にご飯である。

味噌カツ、ひつまぶし、手羽先…と食べたい名古屋グルメは山ほどある。
昨年名古屋に行った時にはモーニング文化ときりめんを堪能した。
王道にはまだ手を出していなかったので今回はチャンスであったのだが、王道はどうせいつか食べる機会があるだろうということで、普段は食べることの無いような名古屋グルメに焦点を当てることにした。

幸い、小さい頃に名古屋グルメをまとめた漫画を読んだ記憶があり、名古屋グルメの種類にはそこそこ精通しているのだ。
本当はマウンテンに行きたかった。

というわけで、今回は鉄板スパゲティを食べることにした。
鉄板で甘辛いソースが絡まったナポリタンをまんなかに載せ、そのまわりに溶き卵をぐるっと回して半熟とろとろの卵とナポリタンを同時に楽しめる代物である。

赤ウインナーが懐かしい味がして良い

半熟卵とケチャップの絡まりがイイ!
麺も太麺ということもあって食べ応えがある。
味変したかったらタバスコをかけてみたりしても良い。
いやぁ、美味かった。
そして、大盛りにしなくてよかった。
もう若くない。


腹ごしらえを終えたので会場に向かうことにした。

豊田スタジアムに行くのは今回が初めてである。
昨年は名古屋は最終節だったのだが、豊田スタジアムが他のイベントで使用できず、お隣の県の長良川スタジアムで開催されることになったのだ。

スタジアムには芝の観戦席があってJ3感を感じながら、試合も引き分けで散々な目にあうなどした。

そのため、豊田スタジアムは初めてなのである。
代表戦が行われるようなスタジアム。
ワクワクしかしねぇー!
名古屋駅からスタジアムまで約1時間でありスタジアムの最寄り駅である豊田市駅からは20罹る分ほどかかる。
計1.5時間くらい。
まぁまぁ遠い。

でもうちのスタジアムと変わらないくらいか。
慣れというものは恐ろしいものだ。
近いに越したことはないですね、やっぱり。

しかし、試合開始直前まで滑り込むことができた。


やはり、専スタということもあって非常に見やすかった。
というか、今まで見てきたスタジアムの中でもトップクラスに見やすかった気がする。
大きいスタジアムだとほぼ選手が点にしか見えないのだが傾斜とコンパクト感が素晴らしかった。

ただ、スタジアムは関係ないけれどもとにかく蒸し暑かった。
少し前に雨が降ったこともあってかじめじめしていて日本の嫌なところが露呈していた。
カラッとしてほしい。瀬戸内海に住みたい。

さて、肝心の試合で勝ってくれたらそれは良い遠征だったのだが、何とも言えない逆転負けとなってしまった。
弊チームは3バックをやろうとすると5バックになってしまう節がある。
いや、守備時に5バックなら強固で良いのだが、ボールを跳ね返しても両サイドが陣地を回復できないので常時5バックになってしまう。
こうなるとただのサンドバッグだ。
4バックに自信を持ってくれい。


そして、この旅を通して教訓にすべきこととしては、「日帰りでは遠征をしない方が良い」ということだ。
終電を考慮したうえでギリギリの新幹線を予約したのだが、豊田市からの電車を考慮しておらず、直前になって調べてみたところ試合が終わってすぐにスタジアムを出ないと間に合わないということが判明した。
加えて試合はロスタイムが10分というあまり見たことがないほど時間が延びてしまったので終盤は勝ち負けよりも時間が気になってしまって仕方なかった。
本来は選手の挨拶くらいまでは見られたはずだったんだけれども試合が終わってからスタジアムを飛び出して駅まで駆ける羽目になってしまった。
汗だくで電車に乗車。何とか間に合った。

つまり、宿を取ってしっかり泊まった方が良いということだ。
でも、これには深いわけがあって3連休でホテルが異常に高かったのだ。
インバウンドの影響なのだろうか。
こんなに高いとは思わなかった。

それでもって、諸々の予約の時点で月曜日が仕事の可能性もあったのだ。
致し方なし。


でも、次の遠征は絶対一泊しよう。




酒でも飲みながら帰りたかったけれども片頭痛がひどく頭痛薬を飲んでしまったので飲みたくとも飲めないという何とも哀しい帰り道であった。
駅弁でも食べようと思ったが、21時くらいには駅弁は置いてないらしい。
軽食だけ買ってもそもそ食べながら帰った。

泥のように眠る。


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