#65 教育費が足りないと気付いたら？②

2020年4月10日 09:42

おはようございます！
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

今回は“教育費が足りない”と気付いた
ときにできる取り組みについて書いて
いきます。

まだまだ先の話かもｓが、直前で
慌てないために、前もって選択肢を知って
おくことも家計の見直しには大切な考え方
です。

早めに準備をしておいても無駄には
ならないと思います。

習い事などに“先行投資”するという
考え方もありますので、ご家庭に合った
選択を考えてみてくださいね！

「そんな先の話を今から言われても…」と
思われる方もいると思いますが、「学生の
ときにもっと勉強をしておけばよかった」
「独身の間にやりたいことをもっとして
おけばよかった」と後悔するのと同じで、
知っていても、わかっていても、それが
“できる”とは限りません。

“後悔先に立たず”という言葉があるように、
少し先の未来を想像するときに、お金の
ことも一緒に考えてもらえたら幸いです。

実際、家計相談を通して“前々から
教育費の準備の必要性を感じていても
実感が湧くのは、お子さまが高校生に
なってからのご家庭が多い”ということを
学ばせていただきましたので、これらを
今から伝えていくことも私の役割の一つ
だと考えています。

さて、本題に・・・

教育費が足りないと気付いたら、奨学金の
活用を検討することができます。

奨学金には、返還不要の「給付型」と
返還が必要な「貸与型」があります。

貸与型については、利息がいらない
「無利子」と利息がかかる「有利子」の
２種類にわかれ、それぞれで所得制限の
金額が異なります。

これらの奨学金には所得制限があります
ので、活用ができない場合は、金融機関
などの教育ローンをご検討ください。

その他、一定要件を満たせば、返還額の
免除などが使える奨学金もあります。

それぞれの団体によって、所得制限や募集
人数、募集期間も違いますので、早めに
情報収集をしてみてくださいね！
(●*’v`*人)

下記に一例をご紹介します。

------------------------------------
【給付型の奨学金を実施している団体】

★独立行政法人日本学生支援機構
https://www.jasso.go.jp/

★公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団
http://www.cocacola-zaidan.jp/index.html

★公益財団法人電通育英会
https://www.dentsu-ikueikai.or.jp/

≪留学支援≫-----------------------

★文部科学省：トビタテ！留学ＪＡＰＡＮ
https://tobitate.mext.go.jp/

------------------------------------
その他、高校生を対象にしている
給付型の奨学金制度もあります。

★ローソン：夢を応援基金(ひとり親家庭支援奨学金制度)
https://www.lawson.co.jp/company/activity/social/bokin/kikin/

〔対象〕中学3年生、高校1年生～3年生

------------------------------------
貸与型ではありますが、松江市には
一定要件を満たせば、返還額の半額
免除が受けられる奨学金もあります。

【返還免除】　※上記リンクからの抜粋

奨学金を返還すべき年度の前年度に
松江市内に居住し続けていた場合、
その返還すべき年度の返還金を半額免除

★島根県内の返還免除がある奨学金の一覧
http://www.gohtsu.ed.jp/files/20160624082604.pdf

その他、地方の企業に就職した場合に
奨学金の返還を支援する制度を設けて
いるとこともあります。
------------------------------------

早めに情報収集をしておくことで
お子さまの可能性を広げてあげる
ことができますよ！

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました！

この記事が参加している募集

お金について考える