#78 使途不明金を減らせるかが家計を見直すときのポイントです!
おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。
今回は、使途不明金について書いて
いきます。
使途不明金とは“何に使ったかわから
ないお金”のことを意味します。
私自身、使途不明金という言葉を使う
ようになったのはFPを始めてから
なのですが、家計管理をしたことが
なかった私にとって家計簿をつけて
いても使途不明金があることに最初は
驚きました!
なぜなら、家計簿をつけている人を
“= 家計管理ができている人”と
思っていたからです。
入社当初は“家計簿をつけているのに
使途不明金が50万円(年間)もある
ってどういうこと?”と驚いていたの
ですが、今となっては“家計あるある”
として捉えています。
当時、職場の社長には“よくあること”
だと教えてもらっていたのですが、
本当にそんなことはあるのか?と半信
半疑でした…笑。
実際、使途不明金といっても、お金を
使うときにはその使い道が何だったの
か?把握できているのですが、1ヵ月
単位や1年単位で家計の振り返りをして
みると家計簿に記入し忘れたお金が何に
使ったお金だったのかを思い出すのは
大変です。
言葉を替えれば“使い道が思い出せない
くらいのお金なら、減らせるのでは?”
という発想につながるのですが、使途
不明金のお金を明確にしていくことが
家計の見直しには必要だと考えています。
もちろん、お金の使い道を振り返った
ときに使途が思い出せた出費については
使途不明金を減らすことにつながるので
それを今後の家計管理に役立てることが
できます。
では、これらの作業がなぜ大事になる
のでしょうか?
それは、今後のお金の計画を立てる上で
“毎年かかる出費”なのか“一時的に
かかった出費”なのかを知るためです。
これらが明確になると今よりも家計を
良くしていけます!
(●*’v`*人)
例えば・・・
毎年かかる出費であれば、単なる記入
もれにすぎません。
家計のお金の流れが1つずつ明確に
なっている証でもあります。
反対に・・・冷静に考えたときに無駄
だったと思う出費があれば、減らして
いけばいいだけのことです。
そうすれば、貯金を増やせます。
一時的にかかったお金であれば、
今年はそのお金を貯金に回すことも
できます。
家計に余裕があれば、楽しみに使う
ことだってできます。
こんな風に使途不明金の内訳を振り
返ってみると、今後の家計管理に
役立つヒントが詰まっています。
“お金のこと = 難しい”という思い込み
を捨ててわからないことを1つずつ
クリアにしていくと、お金のことを
もっと知りたくなります。
興味がわくと、それが家計改善や
見直しの後押しをしてくれます。
まずは、家計をより良くするために
今できることを1つだけでもいいので
考えて、行動に変えてみてくださいね!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!