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#163 “10年後のあなたの家計”は今よりも出費が増えそうですか?

おはようございます!
ファイナンシャルプランナーの梶川です。

今回は、10年後の家計についてです。

このnoteでも“先回りしてお金のことを
考えてみませんか?”という投げかけを
何度かしていますが、どのくらいの期間で
これからのことを考えたら良いのか?
イメージできない方もいると思います。

もちろん、老後を見据えてお金の使い方を
考えることができれば良いのですが、子育て
や目の前のこと、日々の生活のことで精一杯
という方には、このような視点で未来のこと
を想像するのは容易ではありません。

私自身も20代の頃に未来の生活をイメージ
して生活をしていたのか?と聞かれると
“考えていませんでした!”と即答します。

ですが、少しでも先回りして未来のお金の
ことを考えることができるようになれば、
将来への不安を少しずつ減らしていけます。

そのために、まずは、“10年”という期間
であなたの家計のことを考えてみることに
チャレンジしてみてもらえたらと思います。

やり方はこんな感じです。

例えば・・・10年後・・・

「旦那さんの年齢は?」

「子どもの年齢は?」

「両親の年齢は?」

「どんな暮らしをしているのだろう?」

といった具合に想像してみて欲しいのです。

次に、これらのイメージを基に収入と
出費という視点から“あなたの10年後の
家計”について想像してみてください。

例えば・・・10年後・・・

「収入は今よりも増えているのだろうか?」

「食費は今よりも増えているのかな?」

「子どもにかかる教育費は今と比べて
 どのくらい増えているのだろうか?」

「子どものスマホ代もかかるかも…」

「習い事や塾代もかかりそうだなぁ!」

「スポーツクラブに入ったらユニホームや
 道具代、遠征費がかかるかも…」

「マイホームを建てているかも!」

「新車の買い替えの時期かな?」

「児童手当がなくなる時期かも!」

などです。

こんな風にして10年後の家計について
考えてみると、今よりも増える出費が
あれば、減る出費もあったり、新たに
必要になるお金が出てきたり…と、
10年後のお金の使い道の変化に早めに
気づくことができます。

つまり・・・

“今のお金の使い方が変わるかも!?”

という想像が“少しリアルにできる”という
ことです。

出費の総額が増えると、収入が上がらない
限り、貯金できる金額は今よりも少なく
なります。

“今よりも貯金ができなくなる”という
ことは、今が“お金を貯めることのできる
時期”ということです。

10年後の出費の総額が今と変わらない場合
でもお金の使い道は変わってきます。

このことに気づいている人は、家計の見直し
をして、今からお金の使い方・貯め方・
増やし方・借り方を整えています。

これも、あなたに知っておいてもらいたい
お金の話です。

次回は、ライフイベントを基にしたお金の
考え方について書いていきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
(●*’v`*人)

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