見出し画像

食物アレルギー歴20年↑な自分を振り返る4 ?+?=!編

プリンに醤油をかけて食べたらウニ味になる。

というの、やった事あります?
わたしはある。
プリンと醤油が食べられるウニアレルギーの子は結構やってる。知らんけど。

小学生くらいの頃、どこから聞いたのかこの都市伝説レシピ(?)を知り、これは本当なのか、やってもいいかと親に尋ねた。

母「プリンに醤油かけてもプリンに醤油かけた味やと思うけど……美味しく食べる方がええんちゃう?」
私「そうやろうけど、やってみたい!」
母「じゃあまず一口だけ試してみ」

わーい!

冷蔵庫から某プッチンできるプリンを出して、スプーンでひとすくい。
上に醤油をたらして、いざ実食。

……うーん、プリンに醤油味!(早い)

わかってた。わかってたよ。
だってわたし、ウニ知らないんだもの。
ウニだけじゃなく、魚介類みんなテレビや家族に食レポしてもらった知識しかない。食感のイメージはそこそこ合ってるのではと勝手に思ってるけど、味のイメージはふわっと曖昧。
こういうのは、味を知ってる人が似てる似てないって判断できるのだ。そりゃ親も一回は止めるわ。

このあとプリンは美味しくいただきました。
お高いプリンもプッチンできるプリンも、プリンはみんな美味しい。
調べたところ、ウニらしさを求めるなら、プリンをぐちゃぐちゃに混ぜて、プリンも醤油も種類をこだわった方がいいらしい。カラメルは入れない派が多い。やりたい人はやってみたらいいし、興味ない人は全然やらなくていいと思う。

ちなみに……
プリン専用醤油というものがあるらしい。これならウニに近くなるのかも。魚介エキス入ってるからわたしは使えないけど!

懲りずに、アボカド+海苔+醤油=トロというのもやってみた。

私「よーわからんわ」(訳:よく分からない)
母「うーん、こういう魚介になるって言われてる食べ合わせは、要は食感とか口当たりと味付けの話やねん。お刺身とか、みんな醤油かけてるやろ?」
私「うん」
母「トロとアボカドはちょっと油分があって、ウニとプリンなら濃厚な感じ。これにいつもかけてる醤油で、似てるって思う人がおるんやな」
私「なるほど」
母「魚介の風味とか香りは当然ないけど、アボカドに醤油でトロは、まぁ似てると思うで」
私「ほう」もぐもぐ

「これがトロかぁ」とは思わなかったし「またやろう」とも思わなかったが、普通に美味しかった("普通に"美味しいってよく言うようになったなぁ)。
成人してからアボカドアレルギーになったので(これはおそらく肌荒れ時に使ってた化粧品が原因)、わたしはもう試せないけど、気になる人はお試しあれ。ワサビをつけると良いとのこと。

みかんに醤油でいくら、というのも聞いたことがある。薄皮をとって醤油と食べるとほぼいくら、らしい。こういうのめっちゃあるな……。
これは試したか試してないか覚えてないけど、「いくらはプチュっとする」という知識はある。

結局、魚介類体験をするには磯の風味がいるのだ(ちょっとした生臭さも必要なのかも)。
魚介のもどき食品やアレルギー対応食には、大抵別の魚介が入っている。(例:うなぎもどきに魚のすり身やうなぎのタレ。カニカマもカニエキスがあったり魚のすり身だったり)(カニカマはカニカマとして確立した商品だけども)
都市伝説的な食べ合わせの方がわたしにとっては試しやすい。


書いていたら、またやりたくなってきた。
家族は以前のように「試してもいいけど普通に美味しく食べた方がいい!」と言うだろうな(そして、わたしもプリンを買って普通にそのまま食べちゃうに違いない)。

自分が食べられるもどき料理を作ってみるのもいいかもしれない。
(精進料理のうなぎもどきが魚介類一切使わなくて出来そう。海苔を皮に見立てるのがとても良い出来らしい。あとヒルナンデスでやってた氷白こんにゃくでイカホタテ。挑戦したら記事にします)



まだ小学生時代で書けるなぁ。次は何を書こうかな。

魚介類やもどき食品の食レポ聞くのは大好きなので、教えていただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?