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 本日、3月17日はSDGsの日です。そこで、今回はSDGsについてまとめてみます。

SDGsとは?
 SDGsは「Sustainable Development Goals」の頭文字を取っていて、日本では「持続可能な開発目標」と訳されています。「エスディージーズ」と読みます。「SDG」ではなく「SDGs」と小文字のsが付いているのは、ゴール(Goal)が17個あるからです。sは複数形のsです。
 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された国際目標(Goals)です。貧困・格差の撲滅をはじめ、持続可能な世界を実現するために、国際社会全体が取り組むべき目標です。気候変動、自然災害、感染症といった地球規模の課題は、グローバルに連鎖して発生して、経済成長や貧困・格差などの社会問題に影響を及ぼします。世界全体の環境、経済、社会は密接に結びついているので、世界の人々が、将来にわたってより幸せに暮らせるようにするためには、国際社会全体で取り組まなければなりません。
 SDGsのコンセプトのひとつに「leave no one behind」があります。これは「誰一人取り残さない」という意味で、「地球規模で取り組んでいこう」という意気込みが伝わってきます。「持続可能な開発のための2030アジェンダ」には、持続可能な開発目標(SDGs)として、17のゴール(目標)が示されています。2030年までに達成することを目指します。

SDGsの具体的な目標とは?
 これら17の目標は、さらに細分化され計169のターゲットがあります。
169のターゲットの詳細は、以下のユニセフのサイトでご覧いただけます。
https://www.unicef.or.jp/sdgs/target.html
 先進国と発展途上国では取り組む方法が異なる
17の目標は全世界で取り組まなければなりませんが、取り組む方法は、日本などの先進国と、その他の発展途上国では異なります。例えば、1~6の目標は、貧困と飢餓の問題を解決し、すべての人が平等で、衛生的な環境のもとで健康に、教育が受けられることへの取り組みです。発展途上国では、先進国レベルを目指し、先進国は、そのサポートが求められそうです。しかし、日本国内でも、貧困の根絶、格差是正、女性の活躍推進など課題はありますので、取り組んでいかなければなりません。

1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に健康と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
 7~11の目標は、すべての人が経済的に豊かで満たされた暮らしができることへの取り組みです。先進国は、すでにある技術や制度、現状の取り組みを進化させていく必要があります。ここでは、先進国は世界を牽引していく立場になりそうです。

7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8. 働きがいも 経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
 12~15の目標は、持続可能な消費と生産、天然資源の持続可能な管理といった地球環境保護への取り組みです。先進国と発展途上国の利害が衝突する可能性がある分野で、国境を越えた協力体制が求められます。

12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
 16,17の目標は、平和であり続けること、協力し合うことへの取り組みです。持続可能な開発は、平和なしではあり得ず、すべての国、すべての人が参加、協力することが大切になります。

16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

「出典:「インテージ 知る Gallery」2020年2月21日公開記事」

まとめ
 SDGsは持続可能な世界を実現するために必要なゴール設定です。今は企業中心の取り組みが殆どですが、将来的にはその責任は個人にも付加されると考えています。その際、人間が取る行動に1つに健康行動があります。特に高齢者では健康になるために何らかの行動を起こしています。そう考えると、健康になるための行動に健康問題を意識させることは大切なことだると考えています。
 そして、世の中はESG投資の時代です。環境や社会に配慮した企業が評価され、投資をされる時代でもあります。現在では企業だけでなく、個人も、SNSなどで評価され、クラウドファンディングやオンライサロンなどで投資される個人投資してもらえる時代です。そう考えると、これからの世の中で評価される意味のある人材になるためには、同じダイエットでも糖質制限で肉だけを食べて痩せた人よりも、スポーツジムで運動でやせた人、そしてスポーツジムでやせた人よりも河原や山を歩いてやせた人、最終的には河原や山を歩いてやせた人よりは畑を耕し、野菜を作り、それを地域の人々に還元しながら痩せた人の方が、環境にも社会にも優しい痩せ方のので、評価される日が来ると考えています。
 そのため、我々が取り組んでいる「YOJYOproject」では、環境に優しい健康を目指し、そのような人々が評価される社会を実現するために、様々な取り組みを行っています。

YOJYOprojectに関するページ
https://www.yojyo1192.com/


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