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森を通じた健康プロジェクト

 我々は、養生という季節に応じた生活を推奨する活動をしています。東洋医学は季節をとても大切にしており、季節に必要な要素を補うとことで病気を未然に防ごうという考え方です。しかし、現在では季節感がなくなりつつあります。特に都会では、意識的に生活しない限り、季節を感じることができないのです。そこで、季節を感じることができる田舎の森を活用して、健康になるためのプロジェクトを行っています。

森には沢山のヒントがある
 森には沢山の健康になるツールとヒントがあります。例えば、森を歩くことは運動になるし、山を登ることは運動にプラスして肺を鍛えることになります。また、森の恵み、きのこや山菜、薬草を頂くことで食事になるし、そこで生態を育むシカやイノシシなどの命をお分け頂くことでジビエや牡丹鍋などを食べることもできる。さらに、苔をで苔玉を作ったり、枯れ葉などで絵を描くコラージュを行うことで心を整えることができたり、草木を煮出すことでアロマテラピーとなる。このように、季節に応じて森は私たちに必要な健康の要素を恵んでくれます。そして、これらの要素は、環境を破壊するのではなく、環境を守りながら共存する。我々が目指す「健康行動で環境をイノベーションする」という考え方に合っています。そのため、我々は森を通じて健康になる場所として、森の湯治場を京都府南丹市美山町に作成し、健康と環境を考えるプロジェクトである「美山モデル」を全国に広げようと試みています。現在では、このモデルは、京都府南丹市美山町と、奈良県宇陀郡曽爾村の2か所で活動を行っています。

森を通じて身体と環境を考える
 「同じ健康になるなら地球に優しい健康法を!」を合言葉に我々は次世代型の健康を広める活動をしています。健康に環境という視点を入れると、同じ痩せるという方法でも、糖質ダイエットのように家畜の生産でCO2排出が大量に起こるような健康法や、トレーニングジムのように電気を利用して運動する方法よりも、森を歩いたり山に登る方が環境には良い。そして、山を登っても健康や環境にはよいが、目に見えた社会還元できなことから、その運動する力を畑仕事に変えることで健康+環境+社会還元というように健康行動を意味変したい。人口が減る未来には、1つのことのために1つのアクションを起こすのでは無駄が多い。そう考えると1つのアクションで沢山の問題を解決する仕組み。「ワンアクション・マルチタスク」という理念から、健康になるという行動(ワンアクション)から、多くの社会問題を解決(マルチタスク)できるそんな社会を我々は目指しています。

Green Pontaのような活動とコラボレーションしたい!
 以前紹介したGreen Pontaは「Pontaカード」でおなじみのローソンの取り組み。現在は、山を守る活動をしていますが、この山を守る活動に健康を加えることで、ローソンの購入者を山に導き、ヘルスツーリズムを推奨する。そして、そのワンアクション(行動)をさらに耕作地問題などの社会問題に転化させ、畑仕事をすることで安全な食材を作り、コンビニに提供する(マルチタスク)。こんな社会ができたらうれしいと思います。しかし、我々には健康の知恵はあっても、商品流通や消費者を買かけ込めていない。そう考えると、Green Pontaさんとコラボレーションでいたらうれしいなと夢のようなことを考えています。コラボできれば、我々が考える「健康行動で環境をイノベーションする」という目標に一歩近づくかもしれませね!

まとめ
 森を通じた健康をとても素晴らしい

【YOJYO projectの基盤:養生学寄付講座HP】
https://www.meiji-u.ac.jp/pub/curingscience/

【森の湯治場の紹介】
https://www.youtube.com/watch?v=Y1Krw2omybs&t=72s

【森の健康プロジェクト】
https://youtu.be/GwMYCaqUZNM

【YOJYO Do-JYO for Instagram】
https://www.instagram.com/yojyo1192/

【養生村in美山】
https://www.youtube.com/channel/UCGrFl3uMJjiZEH3L9bpR05A

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