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『反応しない練習』を養生の視点で読んでみた

読書で気づいた、Elly式養生ダイエット®の魅力とは? 今回は『反応しない練習』(草薙龍瞬 著)です。

副題は、
『あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
妄想・執着・思い込みを捨て、
今に集中して淡々と生きる。
マインドフルネスな生き方の指南書のようで、
何事にも「反応」してしまう私には
刺さりまくる一冊でした。

とくに心をつかまれたのはこちら。

心の反応は、「心がけ」次第で、強くもなり、弱くもなります。

もしあなたが「快」を大切にして、楽しいときは「楽しい!」、心地よい時は「心地よい!」と素直に感じ取るように努めていると「快」はもっとはっきりと、鮮明に感じ取れるようになります。

ブッダの考えによると、
幸か不幸かは「快」か「不快」かという
心の状態で定義することになるとのこと。
喜びや楽しさを感じている
心の状態が「幸せ」ということ。


「心がけ次第で快は鮮明に」

この一文を読んで、
「はっ!」としました。

ちょうどElly式養生ダイエット®をはじめて
それまでとは食事内容がガラリと変わったころ。
一汁一菜をベースにした養生食が
体に良いことはよく分かっている。
でも、スイーツやアルコールの誘惑に
おそわれて「食べたい」欲求が発動。

心が乱れて、「快」を見失う時がありました。

*ちなみに、
Elly式養生ダイエット®が大切にしている食事スタイルはこちら。

食事内容を「ハレとケ」に分ける!
簡単にいうと、1週間のうち

✅5~6日は一汁一菜ベースの養生食
 =「ケの日」は内臓を休める日

✅1~2日は自由(外食・スイーツ・お酒など何でもOK)
 =「ハレの日」は食事を楽しむ日

もちろん今はしっかりと実践できていますが、
最初の頃は誘惑に負けて
「行ったり来たり」がありました。

なぜなら、
「今日はケ(養生食)だ!」
と決めていても、
いろいろな誘惑に負けてしまい、
丸1日の食事を全て「ケ」に収めるのが
難しかったのです。

誘惑。たとえば・・・

・会社でおやつが回ってきた(つい食べちゃう)

・暑すぎてビールの誘惑に勝てない(つい飲んじゃう)

・急に外食の予定が入った(断れない!ハレ確定)

ああ、また食べちゃった。
毎日の食事を記録する「生活日記」を振り返って
まずいと落ち込むこともありました。

「ケの日」の食事が体に良いことは
よく分かっています(2回目)。

でも、目の前の誘惑に負けてしまう。
どうすればいいの?(悶々)

そんな時に読んだのが
「反応しない練習」だったのです。

このへんも刺さりました↓

自分の気持ちを盛り上げてくれる「快の反応」は、意識してやってみるとよいのです。

「面白いぞ」「頑張っているぞ」と、ポジティブな反応をします。

「快で反応しよう」と心がけていると、ふだんの「ぼんやり心」から、
徐々に「すっきりと楽しい心」に
変わっていくものです。

また多少の「妨げ」に対しては
反応しない(負けない)ようにもなります」

なるほど、そうなんだ。
なんとなく「良い」ではなく、
積極的に「心地よい!」と意識すると
より「鮮明に感じ取れる」ようになるのか。

たしかに、私は「ハレとケ」を
「体にいいから」
「痩せるから」
「ルールだから」

ガチガチに考え過ぎていたのかもしれません。

「ちゃんとやらねば」
「頑張らなくちゃ」
と。

でも。

そもそも私が養生ダイエットにはまった理由は、
体が軽くなると、心まで軽くなるという
「快」を全身で感じることができたからでした。

「大原則——”快”を大切にしていい」

そこで、あらためて
「ケの日」に
しっかりと向きあってみました。

といっても、ご飯を食べるだけなんですが。
自分の素直な反応を見つめてみたのです(内観っぽいですね)

✅朝は、温かい味噌汁をゆっくり飲む
✅昼は、雑穀玄米のおにぎりと、野菜たっぷりの味噌汁。小腹がすいたらナッツを少々
✅夜は、玄米ご飯+味噌汁に、季節の野菜と魚料理

滋味あふれるケの日の定番ラインアップ。
見た目はほんとーーーに地味ですが、
自然塩とゴマをふりかけただけの玄米は、
噛みしめるほどに旨味がぐわっと広がり、
思わず「おいしい」とつぶやいてしまう。

味噌汁は野菜のエキスが溶け出したミネラルの宝庫。
どんな食材を入れても
味噌がおいしくまとめてくれるので、
日々新しい味が楽しめます
レシピは無限。飽きることはありません。

ケの日の食事って、こんなにおいしいんだっけ。

体の声に耳を澄ませると、
「いま、快です!」と、
内臓が喜んでいる気がしました(あやしくないです)

メリットはこれだけではありません。

◎完全栄養食で満足感が高く、食欲が抑えられる

◎「今日は何を食べよう」という迷い・プチストレスから解放される

◎余分なモノ(添加物・脂肪分・抽出された甘さ)がないから消化器官に負担をかけない

◎内蔵機能がアップしてダイエットが楽に進む!

私はケの日の食事で「快」を感じていました(実感)
そのことをはっきりと意識して
言葉にしてみると、
ケの日のご飯が
とても貴重な「ごちそう」に思えてきたのです。

すると、
小さな「誘惑」に負けないようになりました。
「いやいや、養生食の方が何倍もおいしいんで」と心から思えるからです。
同時に、何となく罪悪感のあった「ハレの日」を
めいっぱい楽しめるようになりました(リバウンドしません)

毎日の食事で「快」を感じられる、
シンプルでありがたい「幸せ」
こうした発見がこれからもたくさんあるのだろうと、今日も、ワクワクした気持ちで養生に向き合っています。

*最後までお読みいただきありがとうございました*



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