ペルシャの青に魅せられて① 〜イラン旅行記出発前編〜
今日からこのnoteは、ただの完全自己満足日記と化します。
やっぱり書き物は苦手だと再認識しました…
ということで、先日行ってきたイランについて書いていきます。
イランへは8日間滞在したため、
1日の出来事を1記事に+αで10記事ほどにまとめていきます。
(できるかな?続くかな?)
まずは、今回の旅行に協力してくれた現地や日本の仲間、
真面目にちょっ早で仕事をしてビザを発給してくれた、
アメリカ・イラン両方の大使館員へも心から感謝です。
全ての関わってくれた人がいたおかげで、
一生忘れることのできない旅となりました。
さて、今回の日記は「なぜイランに行くことを選んだのか?」について。
理由はたくさんありますが、最も需要なのはこの2つ。
理由① モスクやカリグラフィーなどの芸術、特にペルシャの「青」に魅せられたから
これらは2021年の出来事です。
そもそものきっかけは奥さん。
当時奥さんのアラビア語の練習を隣の部屋で聞きながら、
僕もその真似をして「アルハンドリラー」とか言ってました。
影響されやすい性格なので、
いつの間にかイスラムの世界が気になっていました。
もちろん当時は、アラビア語とペルシャ語の違いなどわかっていませんでした。
そしてある日、奥さんと朝活と称して銀座に朝食を食べに行った日のこと。
奥さんはその後仕事へ向かったため、
僕はひとり日本橋の高島屋へ向かいました。
ペルシャ絨毯の催事イベントが開催されていたからです。
この時もまだ、ペルシャとアラブの文化がごちゃ混ぜになっていますね。
会場に着くと、バーっと広げられたペルシャ絨毯の数々。
その中でも特に目を引いたのは、
モスクをモチーフにしている美しいブルーの絨毯と
そこに書いてあるペルシャ文字。
とにかく美しかった。
そこからイランの芸術に取り憑かれます。
そして翌日、モスクを知るために代々木上原の東京ジャーミーへ行きました。
(ここはイランではなくトルコですが)
帰りには初めてハラールのお菓子を食べたことも覚えています。
イラン文化センターへ通ったり、阿佐ヶ谷のイラン料理店にも行きました。
店主の方が優しくて、「イランに行きたいんです」と話したところ
「今は入国が難しいから、落ち着いてからがいいですよ」とアドバイス。
そう、この頃はまだパンデミック終わりかけあたり。
ここから約2年、イランに行ったことがないイラン好きの称号が与えられるわけです。
ただその間もイランやイスラムに触れて、
「世の中が落ち着いたら絶対行こう!」と心に決めていました。
理由② イランの人達と、とにかく接したかったから
現在住んでいるカナダ最大の都市トロントは、
イランの人達の移住先としても人気な街のひとつ。
今回の旅でも、イランで「トロントから来たよ」と伝えると、
ほとんどの人が知っていました。
そしてイランへ行く前に、トロントでイラン出身の人へ
「イランに行こうと思っている」
と話すと、必ず決まった会話になります。
「なぜそう思うの?イランの何が好きなの?」
「だって日本の人たちはあまりいいイメージ持ってないよね?」
そして最後に決まって、
「イランの人たちは、日本が大好きです」
と言われて終わる。
自分で確かめてみたくなりました。
これほどにまで日本を好きでいてくれる人たちは、どんな生活をしているのか。
自分らのことをこんなにも好きでいてくれるのならば、
僕らも相手の国のことをよく知ることが礼儀なのではないかと思うようになっていました。
余談ですが「Political problems aren't our problems」
このフレーズは、僕自身よくトロントで言ってきました。
そして、イランの旅でも何度か聞くこととなります。
ということで、2年間待ちわびたイランへの旅が始まったのでした。
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