公立中だっていいかもしれない 成城中の面積問題
小6の息子は、最近毎週テストだ。土曜日、日曜日が連続してテストということもある。これって大学受験生なみかもしれない。
同じテストでもテキトーに流すものと、集中して取り組むものと区別が必要だ。
今日は早稲アカの合不合格テストで、志望校への合否判定が出る大切な試験だ。
昨日の土曜日は朝から夜まで算数と理科をやった。私も頭がくたくただが、算数にはますます興味を持った。一方で、理科は覚えることが多く、ついて行けないねえ。ただ理科の計算というのは結局は比率だと思う。この辺、ゆくゆく問題に取り組んでみたい。
まあ6年生の上半期でたくさんの試験を受けたので、夏休みはそれを詳細に分析し、出題者は何を狙ってくるのか、うちの子はどこが弱いのかをエクセルの表にして、最短コースで学力を付けられるように工夫してみよう。時間はあるが、知人と酒を飲む機会はできるだけ減らしたい。
さて、あちこちで算数の問題を眺めていると、「良問」として選ばれているものがある。基本が網羅されており、解くことで知識が整理されるようなものだ。
奇をてらった難問ではない。
けっこう良問として取り上げられているのが、成城中の算数だ。手元の算数銀本でみても、素直で少し難しめだ。
そこで面積の文章題をえらんでやってみた。羊を放して動き回ることのできる面積を出せという問題は、最近の流行のようで、たしか開成中でも似た問題が出ていたな。
1問目はすんなり解けた。2問目が良問だとおもった。私は12センチのヒモを15センチに伸ばしたのだから、
単純に1.25倍になると考えて計算したがこれは×。
丁寧に線を引いて考えると、15センチにした場合、与えられた図形からはみ出す部分が新たに出る。
それは半径3センチの円で120度分だ。それを足すと正解にたどり着く。いやあ、よく考えてある。図形と角度、計算がうまく組み合わさっていて惚れ惚れするわ。
こういう問題を出す成城では、子どもが無理なく勉強している気がする。家が遠いので通うのは無理だが、受けさせてみたい。いや、最近は無理に偏差値の高い私立中にこだわらなくてもいいんじゃないいかとも、考えている。息子の成績が思ったように伸びないこともあるけれど、
せっかくの機会だ。点数に一喜一憂するより、子どもと一緒に未知の世界を楽しみ、自分も成長しよう。
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