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【GK論】守備範囲を「10cm以上」伸ばす方法。

※前回noteは!⇒【なぜ、ハリルは西川周作選手を外して、中村航輔選手を代表初招集したのか?「驚いた」2つの理由】(☜)


今月(2017年7月1日)に行われたJ1リーグ第17節、ベガルタ仙台VSガンバ大阪の一戦。

この試合の中で、G大阪GKであり日本代表GKである東口順昭選手の「信じられないスーパーセーブ」がありましたので、今回はそのプレーを元に【守備範囲を「10cm以上」伸ばす方法】について書いていきます。

僕が思わず唸ったGK東口選手の素晴らしいプレーとは、前半23分に仙台・三田啓貴の完璧なダイレクトミドルシュートを止めたスーパーセーブ。

シュートの速度、コースともに申し分なく、かつ東口選手にとっては敵や味方の選手でブラインドになりボールが見えにくい状況…。シュートを打った三田選手本人はもちろん、G大阪の選手でさえ「これは入った」と思った事でしょう。

ところが東口選手は、このシュートを見事にストップ。


このシュートは決して「反応の速さ」だけでは、止められません。

このシュートを止めるには「ある技術」が必要となります。

そして、もし、この「技術」を身に付ける事ができれば、あなた(GK)も【守備範囲を「10cm以上」伸ばす事ができる】。

そして、もし、【守備範囲を「10cm以上」伸ばす】事ができれば、これまで5本中3本のシュートが入っていたGKは、失点を5本中1本以内に抑えられるようになる。そうなればチームの勝利も一気に増える


果たして、その「技術」とは…?

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