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新卒飲食起業で失敗しない方法⑥

昨日は「新卒飲食起業で失敗しない方法」の下記の5つのポイントの内「④来店してくれたお客様に画一的ではないちょっとしたサービスをする」について説明しました。

①初期コストを抑える
②小規模店舗でスタートする
③真面目にコツコツ休みなく働く(無駄遣いをしない)
④来店してくれたお客様に画一的ではないちょっとしたサービスをする
⑤日々の損益計算をきちんと行う

今回は最後のポイント「⑤日々の損益計算をきちんと行う」ということについて説明します。

これについては過去(2021年3月10日)の投稿において「損益分岐点を意識する」というテーマで一度説明しています。

重複する部分もありますが、日々損益計算をきちんと行なって行くことは商売における基本中の基本であり、これが出来ていないと話になりません。

しかしながら、実態としてはきちんとできていないお店が多々あるような印象を受けています。

飲食店の生存率は2年間で約50%と言われています。

新しく100店舗オープンしたら、2年後には50店舗は廃業するということです。

この50店は日々の損益計算が出来ていない可能性が高いです。

それだけ日々の損益計算は重要だということです。

人は意識すると行動が変わります。

日々赤字なのか黒字なのか、認識してはじめて行動が変わるのです。

・今日は黒字だったのかどうか?
・赤字であればどこに問題があるのか?
・このペースでいくと一ヶ月の赤字額はどのくらいになるのか?
・黒字の場合は今月いくら利益が出るのか?

等々、問題点を認識して初めて「今のままではダメだ」「日々の行動を変えなければならない」と認識するようになるのです。

つまり、日々の損益計算をきちんと行えば、毎日の行動が必然的に変わっていくということです。

日々の損益計算をきちんと行わなければ、毎日の忙しさに追われて、何も行動が変わらないまま、一生懸命努力はするものの、良い結果に結びついていかないということです。

気がついたらお金が尽きていた、支払いが出来なくなっていた、ということにもなりかねません。

繰り返しになりますが、

・日々損益計算を行う
・日々黒字になるように意識する
・1ヶ月の収支予測をする
・黒字になるように日々の行動を変化させていく

等々、これらのことを徹底していく必要があります。

何がなんでも赤字にしないという強いこだわりが大事です。

意識して強いこだわりを持てば、日々の行動が変わります。

日々の行動が変われば、お店の経営も変わります。

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