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料理の値段

外食をしていて素晴らしい料理に出会うことが多々あります。

仕事柄その値段にも注目します。

しかし、高すぎると思うことはほとんどありません。

それは、その料理には商品原価以外のコストが発生しているということを理解しているからです。

それは下記のようなものです。

1 メニュー開発
2 仕入れ
3 仕込み
4 調理
5 空間
6 サービス
7 立地

単純に、

・この料理の仕入原価は多分XXX円だろう
・この売価だと原価率は多分XX%くらいだろう

とはならないからです。

適正な原価率等存在しないのです。

それはお店毎にそれぞれ事情が異なるからです。

メニュー開発であれば、研究にかなりの時間を要するものもあります。

仕入れの苦労もあります。

単純に調達できるものとそうでないものがあります。

仕込みにもかなり時間がかかるものがあります。

調理も同様です。

快適な空間を演出する為に席数を減らしているお店もあります。

サービスを向上させる為にあえてスタッフを増員しているケースもあります。

そして家賃が高い場所にあるお店は家賃が安い場所にあるお店に比べ、同じ広さでもかかるコストはかなり異なるのです。

飲食関係者であれば「何を当たり前のことを言っているのだ」というレベルです。

もちろん関係者でなく、お客様でも十分に理解している人もいます。

しかしながらここではあえて理解していない方向けに記載しています。

明日以降ももう少し掘り下げて説明していきたいと思っています。

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