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特別なお客様

飲食店を経営していると沢山のお客様が日々来店されますが、中でも特別なお客様というのが存在します。

それは、かなりの頻度で来店して下さるお客様や自身のご家族だけでなく友人や知人も連れて来て下さるお客様や遠距離でなかなか来店出来ないけど長い期間応援して下さっているお客様等そのかかわり方は様々ですが、お店や私も含めたお店のメンバーに対する愛情が深いという点では共通しています。

お店自体を気に入ってくれているということはもちろんですが、それ以上に「人」に対して気に入ってくれている、応援しようとしてくれているお客様です。

もちろん沢山のお店の中から自店を選んでくださったので全てのお客様は特別な存在なのですが、その中でも更に特別な存在であると感じるという意味でここでは捉えています。

そういったお客様へは、何か特別なことをすると良いと思います。

毎回来て下さる度に感謝の気持ちを伝える、ちょっとしたサービスをする等ということは前提として、何かプレゼントをしたり、一緒に会食したりするのも良いと思います。

以前に特別なお客様が定年した際にそのお祝いで、私の経営者仲間の飲食店でお祝いしたことがありました。

その際にはとても喜んで下さり、「色々な飲食店に通っているが、こんなことをしてもらったのは初めて」とおっしゃっていました。

また、誕生日のお祝いに自店に招待して食事をご馳走するということでも良いです。

とにかく日頃の感謝の気持ちを伝えることが重要です。

口頭で伝えるのも良いですが、一緒に食事などをしながら色々とお話する中で気持ちを伝えても良いのです。

一緒に食事をすればゆっくりお話も出来て、新たな発見もあり、お客様への理解もより一層深まりますし、自身の勉強にもなります。

こういった機会でも飲食店というのは重要な役割を果たすのだなとつくづく飲食業の可能性について再認識する機会にもなります。

自身の経営にもプラスの面でも影響すると思うのです。

昨年はコロナもあり、そういった機会は激減しましたが、またお客様との会食も増やしていければと思っています。

こういった中でそもそも「お客様」というよりも「友人」(特別な存在)に変わっていきます。

「お客様」の枠組みを超えて、「友人」(特別な存在)をいかに増やしていけるかということも大切なのではないでしょうか。

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