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「今年の最終営業日にあたって」

今年の営業も今日が最後です。

コロナ禍における2年目の2021年。

皆さんにとってはどんな年でしたか?

イタリアンバジル(自店)は今年は1月2日の営業開始以降、1日も休むことなく営業し続けました。

この間、緊急事態宣言による時短営業はあったものの営業休止を強いられることはなかったのです。

つまり、時短営業や酒類提供禁止等の制約はあるものの、営業を続けることが出来たということです。

一方でエンターテイメント業界等はコンサートや演劇などの休止が相次ぎました。

彼らは営業したくても出来なかったのです。

また、ホテル業界、旅行業界、航空会社等は営業休止要請はなかったものの大打撃を受けました。

その意味では、飲食業界は恵まれていたと考えられます。

・毎日営業出来て、そこにお客様が来店してくれた
・それによりお客様に幸せを提供することができた
・この全体的に暗いムードだった今年において、我々は毎日お客様の笑顔を見ることができた
・フードデリバリー会社の普及により、来店できないお客様にも自社の料理を提供することができた

等々。

とにかく、自粛ムードの中において、沢山のお客様がイタリアンバジル(自店)に期待して来店してくださり、そのお客様に幸せな時間を提供することが出来たのです。

更には、気分が晴れないお客様に元気や活力を提供できたのです。

こんな業界他にあるでしょうか。

飲食業界とはそういう業界だということです。

好景気で街全体の雰囲気が明るい時でも、逆に不景気で暗い時でも、変わらずにお客様に幸せを提供できる業界だということです。

そして、毎日沢山のお客様の笑顔を見ることができるのです。

飲食業に携わる我々は今年、何人のお客様の笑顔や幸せそうな顔を見ることが出来たでしょうか。

きっととても多いはずです。

もし我々が違う業界に勤めていたら、今年にそれだけの笑顔を見ることが果たしてできたでしょうか。

つまり、飲食業界はどんな環境下においても恵まれているということです。

そして、沢山の人を笑顔にすることができるということです。

来年も今年と同様に我々は沢山の笑顔を創り出していきたいと思っています。

飲食業はかけがえのない仕事だと多くの方に思っていただく為に。

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