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刺激と反応

ステーブン・Rコビィー氏の書籍「7つの習慣」の中に私自身がとても感銘を受けた言葉があります。

それは「人間は刺激と反応の間に選択の自由を持っている」という言葉です。

この言葉に出会ってからは自分への刺激(相手からの言葉や行動や置かれている環境等)に対して反射的に反応しないように意識するようになりました。

人間はついつい悪い刺激に対して感情的に反応しがちです。

それは言い換えれば反射的に反応しているということでもあります。

しかしながら、その言葉にあるように人間はそもそも「刺激に対してどのように反応するのか選択できる能力を持っている」と筆者は言っています。

この選択できる能力を鍛えていき、レベルアップさせていければ、自分の身に何か悪いことが降りかかってきても、相手から攻撃されても冷静に反応できるようになります。

この言葉に出会っってからは、自分自身がどのように反応すべきかどうかということを常に意識できるようになりました。

とは言え、そんなことをついつい忘れてしまい、うっかり感情的に反応してしまうこともあります。

そんな時は「自分はまだまだ未熟だ」と反省するのですが、人生とはそんなことの繰り返しのような気がしています。

ただ、この言葉に出会ってからは常に「自分自身の反応」について、それが正しかったのかどうかといったことも意識するようになりました。

やはり出会う前とは反応や行動が明らかに異なっています。

こういった話はスタッフ教育でもとても役に立ちます。

・お客様に対しての反応
・取引先の皆様に対しての反応
・スタッフメンバーに対しての反応

等々、あらゆることに当てはまります。

ステーブン・R・コビィー氏の「7つの習慣」は研修教材としても多くの企業に採用されているとも聞いています。

今回の言葉に限らず、多くの示唆に富む言葉が記されています。

私自身も何度も読み返しても全く色褪せない教材です。

以前はスタッフ以外にも色々な方にお勧めしていましたが、最近ではそのようなことはしなくなりました。

価値観は人それぞれだし、良書も人それぞれだろうと思うようになったからです。

そうは言っても「7つの習慣」に関しては世界共通の優れたバイブルのような気がしてならないのです。

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