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完璧主義の小心者は語学に向かない

私は、英語が話せない。英語を使う仕事をしていたし、自分なりに努力もしたが、ついに話せるようにはならなかった。

英会話には、時期を変え、スクールを変え、三度通い、そして挫折した。
話はそれるが、ビジネス英会話では、仕事のシチュエーション(会議、クレーム対応、ネゴシエーション、など)で会話する。1日の仕事がおわったあと、また仕事のロールプレイをするのは心を削られた。

帰国子女の友人がうらやましかったし、学生時代に留学を考えもしなかった自分をうらんだ。これから留学する思い切りもなかった。

強烈なコンプレックスとハードな労働環境につかれて、私は、仕事をリタイアした。

前置きが長くなったが、私はなぜ英語を話せないのか?

それは、小心者で、そのくせ完璧主義者だからだと思う。語学はトライアンドエラーの学問だ。でも私は、まちがえるのがこわかった。文法が正確じゃないかも、単語が適切じゃないかも、失礼な表現かも、そんなことをいつもぐるぐると考えていた。

完璧な英語なんて、きっと話さなくてよかったのに。

時が経って、バリ島の現地ツアーでフランス人のご家族と一緒になった。
奥さまが、行ってよかった場所や今回の旅の予定など、英語でいろいろな話をしてくれた。(ちなみにリスニングは多少できる。)
私も彼女に、自分の旅の話をしたくなった。今なら英語をたのしく話せる気がした。

そして私は、オンライン英会話を始めた。

完璧主義の小心者は語学に向かない。でも、もう少し、頑張ってみたい。

 (なんかまじめな内容になってしまった!)

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