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言葉の宝箱 1051【人間さまってなあ疵や汚れがあってこそ本物なんだ】

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『あくじゃれ(瓢六捕物帖①)』諸田玲子(文春文庫2004/11/10)

絶世の色男、粋で頭も切れる目利きの
瓢六が些細なことで小伝馬町の牢屋敷に放り込まれたが、
丁度同じ頃起きた難事件解決に瓢六の知恵を借りる為、
与力の菅野一之助は日限を切っての解き放ちを決める。
不承不承お目付役を務める堅物の定廻り同心、
篠崎弥左衛門との2人組による捕物帖。
『地獄の目利き』『ギャマンの花』『鬼の目』『虫の声』『紅絹の蹴出し』『さらば地獄』6話連作短編集。

・焼物や絵ならいざ知らず、
人間さまってなあ疵や汚れがあってこそ本物なんだ P224

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