寝る前の大学生日記#7

見てくれた方
今日も一日おつかれ様です！

最近学生で居たい気持ちと
社会人になりたい気持ちが
ぶつかり合っている。

というのも私は少しでも多く
人の気持ちを分かるようになりたい。
これはエスパー的なものではなくて
自分が経験することで
今までは見えなかった人の気持ちになる
ということだ。

もう少し具体的に言うと
自分が大学生になって
初めてアルバイトをしてみて
当たり前ではあるが
「ありがとう」
と言われる嬉しさを知った。

勿論言うのは常識だとは思う。
でも案外出来ない人が多いし
例えばコンビニで
ちゃんと返事出来ていたかなと
思い返せば
出来てるつもりで出来ていない事が
多かったと思う。

私は某アパレル業界で
アルバイトをしている。
自分からお声掛けをすることは
ほとんどないので
お客様に必要とされた時に
サービスするという形態だ。

多分お客様も心の中では思っていると思う。
でも
｢〇〇ってどこにあるの？｣
と聞かれて
｢こちらにございます｣
と答えた時
正直6割以上の方は
ありがとう、とは言わない。
｢ああ、そう｣
と言えばいい方でそのまま無言で
去る方も多々いらっしゃる。

繰り返すが、
多分心の中では言ったつもりなんだと思う。

勿論私自身なるべく丁寧な
接客を心がけているので、
仮にぶっきらぼうな私を
気に入らずお礼をされない分には
それで全くもって構わない。

正直なところ
ありがとうと言われないのは寂しい。
そもそも
｢すみません！｣
の一言もなく
｢これって〇〇なの？｣
とおっしゃられても
あ、私に言ってたの？！って
なることも結構ある。笑

小さなことだけれど
これは働いてみてわかったことだし
働いてみたから
もっときちんと相手に伝わるように
コミュケーションしようと
自分が顧客側にまわる時は
きちんと聞こえるように返事をしようと
思えるようになった。

これ、本当に当たり前のことだと
思うかもしれない。
私もそう思う。

でも本当に本当に本当に
意外と出来ていない。

ほんっっっとうに
残念ながら感じの良いお客様って
ごく稀である。

反対に連続で
感じの良いお客様だと
その日1日幸せな気持ちになれる。

少し余談が多かった気がするが、
これは働かなかったら
分からないことだった。

私は喫煙者ではないが
よくコンビニアルバイトの方が
タバコの銘柄だけで言われると
分からないことがよくある
とおっしゃっていた。

でも喫煙者の方からすれば
至って普通で
別に意地悪をしているつもりも
ないんだと思う。

でもどうせなら私は
知っていたい。

お会計に持って行って
｢お願いします｣
と一言言える人間でありたい。

だから私は大人になりたい。

アルバイトの私には絶対に見えない
世界が広がっているから。

新卒のこの子で大丈夫？
って相手の方が思うのは
新卒にはわからないであろう
大きい問題だから。

友人の抱く想いですら
相談してくれて初めて
気付いたことも沢山ある。

わたしはそれが心底嬉しいのだ。
もっと色んな話を出来るようになるから。

例えば分からない誰かに相談するより
分かる私に相談した方が
きっとスッキリするだろうから。

文字の羅列で見ると
自分でもなんて綺麗事なと
思うけれど

反対に色々なことを経験したのであろう
社会人の先輩は
やっぱり言うことが大人っぽかったりする。

高校生の時
大学生の塾のチューターさんに
同じことを思った。

自分が今実際に当時の彼らと
同じ歳になってみると
そんなに大人でもないと
思うのだが
それでも良い。

だってこれは私が大学生にならないと
分からない気持ちだったから。

そういった意味で
大人になりたい私は
まだまだ
幸せ者なのかもしれない。