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しおり〜秋田・岩手・宮城【6泊7日】 中編


前編


【3日目:岩手へ】

8:00 朝食

10:50 チェックアウト

車にて移動:約15分

10:10 角館歴史村 青柳家

角館山荘 侘桜に宿泊した旨お伝えしたら
入村料なしで見学することができました
母屋、武器庫、解体新書記念館、秋田郷土館、武家道具館
ハイカラ館など、見応えたっぷりでした
いろんな展示があり大変興味深かったですが
敷地内にあふれる草花もまた素敵でした
シラハギ
キレンゲショウマ

車にて移動:約1時間

12:55 小岩井牧場まきば園

見学:約40分

小岩井農場がいかに人々に愛されている人気スポット
であるかということを思い知らされる日となりました
この日は日曜日ということもあり
非常に多くの方々が来場されていました
(たくさんある駐車場がほぼ満車状態であることに
驚かされました)
実に広々として気持ちの良い場所です
少々お天気が心配でしたので・・・
小岩井農場重要文化財ギャラリーを見学しました
小岩井農場は1891年、三菱社第2代社長の岩﨑彌之助と
日本鉄道会社社長の小野義眞
当時の鉄道庁長官の井上勝が
共同で開設、その3人の頭文字から
「小岩井」農場と名付けられたそうです
2017年牛舎やサイロなど歴史的建造物21棟が国の重要文化財に
指定されたそうですが木造4階建ての「四階倉庫」や
現在も使われている「一号牛舎」などの映像を
みることができて良かったです
小岩井ファームキッチンで
夫所望のソフトクリームを買いました
並んで待った分美味しく感じました!

車にて移動:約1時間30分

15:10 チェックイン

18:00 夕食


【4日目:岩手観光】

8:00 朝食

10:15 出発

車にて移動:約1時間

11:20 中尊寺金色堂

見学:約1.5時間

中尊寺は850年、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって
開かれたとされていますが
実質的には12世紀初頭、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が
釈迦如来と多宝如来を安置する「多宝寺」を建立したのが
中尊寺の創建と見られるとのことです
中尊寺建立の趣旨は、11世紀後半に東北地方で続いた戦乱
(前九年・後三年合戦)で亡くなった生きとし生けるものの
霊を敵味方の別なく慰め、「みちのく」といわれ辺境とされた
東北地方に、仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)を
建設する、というものであったとのことです
梵鐘
1343年に金色堂別当頼栄の発願により鋳造された
盤渉調の梵鐘
撞座(つきざ;撞木を当てて音を出す部分)は長い歳月にわたる打鐘で
くぼみ現在この鐘が撞かれることはないそうです
中尊寺金色堂は、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が
1124年に建立したもので阿弥陀如来を祀ったものだそうです
中尊寺の極楽浄土を象徴するものとして、金色堂の内外は
「皆金色(かいこんじき)」と称される仏具を含めすべて金で覆われる
様式が用いられています
清衡以降、奥州藤原氏三代が今日の東北地方を統治しましたが
1189年、平泉の都はほぼ壊滅し、短命に終わりました
しかし、金色堂はその災禍を免れ、その後幾多の荒廃の危機に見舞われるも
寺僧らの団結や時の政権や権力者などからの援助や保護、修復によって
創建当時から金色堂で使用されている構造と部材のほぼ9割が
未だ現存しているとのことです
金色堂は現在、この覆堂の中に収容され、ガラスで保護されていますが
1000年近くの時を経ても当時の姿を見ることができることに
心震えました
中尊寺経蔵
一切経を納めていた建物で、一部平安時代の古材が使用されているが
1126年頃の建物と推定されているそうです
内部にはかつて螺鈿八角須弥壇(国宝)が置かれ
壇上には獅子に乗った文殊菩薩像と
従者4体からなる文殊五尊像(重要文化財)を
安置していたそうです(現在はともに讃衡蔵へ移動)
旧覆堂
金色堂を風雪から保護するため1288年鎌倉幕府によって
建てられたと伝えられる5間4方の堂です
近年の発掘調査から金色堂建立50年後ほどで簡素な覆屋根がかけられ
何度かの増改築を経て現在の建物に至ったと見られており
室町時代中期頃に建てられたと考えられているとのことです
讃衡蔵も見学し充実した時間となりました

車にて移動:約1時間

13:45 錦秋湖大滝(湯田貯砂ダム)

見学:約30分

錦秋湖は秋田県と岩手県の県境に位置し
1965年重力式アーチダムにより形成された
堤高89.5mの湯田ダムに係る人造湖です
その上流部にあって湖が機能不全に陥らないよう
2002年に建設された幅123m、高さ17.5mのダムが
「湯田貯砂ダム」だそうです
錦秋湖大滝とは湯田ダムの水位が低下する7月~9月の間
貯砂ダムから落ちる水がカーテンのようになって現れる滝のことです
滝の裏側は通り抜けることができ
夜間はライトアップもされているそうです

14:30 お宿に戻る

18:00 夕食


後編


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