2歳児との漂流53日

コロナ禍における我が家
・4月9日から保育園が休園
・2月下旬から夫婦ともに在宅勤務気味なところに荒ぶる2歳児加わる
・義弟の提案で感染リスク回避のため義父に仕事辞めてもらう
・シッターと家事代行の利用休止
・母と義母は仕事続けている

私の周りはどこも在宅勤務と在宅保育のストレスで白目だったが、思ったような議論として盛り上がらなかったのは、
夫婦共働きでいずれかでも在宅可能な家庭が子育て家庭全体からすればごくわずかだから。
(それができないor仕事がなくなる的より大変な状況の家庭が多く、救済も優先されない)
みたいなのみて、なるほどなーと思ってた。あと私に限れば、声あげてる余裕もないというか。

分からなくはないが、それなりにこの特異な状況やしんどさも、喉元過ぎればどうせまた熱さを忘れてしまうので残しておきたい。

最初は「規則正しく過ごすが乗り切るコツであろう(世間はそういってる)」とか思って割と早起きしていたけど、
どんどん崩れていった。

2歳児のだいたいの生活
・8時-8:30 起床/バナナぶどうヨーグルトとパン食べる
・9:00~13:00 ゆーちゅーぶ。おえかき、人形遊び。の合間にzoomMTG乱入したり、おしごとの手伝いで代わりにPCいじる。
・13:00-14:00 昼ごはんにふりかけご飯か混ぜご飯、冷凍の豆腐ハンバーグ、スープ 食べる
・14:00-15:30 公園に散歩に行くも遊具がぐるぐるまきで「すべりだいだめだってー。ぶらんこもだめだー。」確認
・15:30-18:30 昼寝2h/ねむくない時はおやつ食べたり、ゆーちゅーぶ。zoomMTG乱入。ルルロロ、ペネロペ。ジョージはあんまみない。
・19:00 納豆、アンパンマンカレーや、親のおかずを刻んだ夜ご飯、わかめスープ
・20:00-21:00 お風呂
・22:00-22:30 就寝

決していい育児できてるとは思っていない。生き延びることだけでじゅうぶんだという気持ちでいくものだと言い聞かせてた。
申し訳ないなと、じゃあどうしろってんだよという気持ちが行き来する。
誰のせいでもないのが辛い。何かのせいにしたくなるのもわかる。

休園、4月中ならまあそんな非日常がたまにあってもいいか。
と思ってた。イベント好きの魂。
同じ目にあってる仲間とzoomランチやLINEで励ましあったらいいと。
そんなのもわるくないって思てたが、連絡はどんどん細っていった。
なにより私自身に、心の余裕がなかった。
非日常が日常になるっていうアレね。

まあ仕事の繁忙期と重ならなければ、もうちょっとマシに過ごせたよなと思う。
・年イチのイベントオープン(オンライン化決定するまでとしてから)
・年次報告書の入稿
・緊急事態にともなう緊急プロジェクトの資金集め
・相次ぐメディア対応
・年度替りの年間計画とか予算とか

うーん。これだけじゃ当然ないのと、もちろん1人ではなくチームでやってたのと、
勤務先は理解あり同僚も私の状況をふまえていてくれていたのだが。
これに2歳児は相性はよくない。
PR文章や校正など、文字とにらめっこする仕事が中心だし。

結局、私がギブアップもせず、できないとも言わず、
やりたい気持ちをやれないんじゃないそれという俯瞰した視点から止めることをしなかったせいだったよなという。
仕事を優先させたんだなと思う。夫は、毎日家事をたくさんしてくれた。子も朝起きれば「きょうなにしてあそぼっかなー」とあっけらかんとしてくれてた。
誰一人体調を崩さず(疲れ切ってはいたが)ごはんを食べて笑えることも多かっただけでじゅうぶん素晴らしいことだ。
生まれて初めて悔し涙と、自分を褒められるなと言葉にした感じとか。

保育園、6月末まで自粛要請あるけど預けはじめ、やっとなんだか、戻ってきたというか、余裕できてきた感じ。
ごはんつくったり、映画館の情報とか調べてる。
久しぶりでどうかなと思ってたが「ほいくえんたのしかったー!」と、言わせてる感あるが、ご機嫌ではある。

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