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山も街もVivobarefootのシューズで歩く

私はパンプスが苦手だ。どれを買っても合わないし靴擦れする。窮屈で歩きにくいし、いざというとき(?)走れない。だからいつもアディダスのスニーカーを愛用していた。これに出会うまでは。

Vivobarefootで膝痛から解放

山では一般的なミドルカットの登山靴を履いていたが、あるとき、以前から気になっていた「Vivobarefoot」のシューズを買ってみた。
いつも行く登山ショップで扱っており、足の感覚を鍛えられると聞いて試したくなったのだ。

MAGNA FOREST ESC(マグナフォレスト)

購入して4か月目くらいに熊野古道の小辺路を歩いた。全長約60kmのロングトレイルで、1,000m級のピークを3度も越えるハードな道のり。しかもほぼエスケープルートがない。テント泊だから、シュラフやマット、3日分の食事に行動食、クッカーと荷物はかなり多い。二人でシェアして背負うとはいえ、重さは9kgを超えていただろう。

一番心配していたのは行動中に膝が痛むこと。ここ数年は、低山でも長く歩くと下山時に膝が痛くなることが増えていた。

ところが!!

vivoを履いたら、下山までまったく膝が痛くならない。それどころかとても調子よかった。

天候悪化で最後のピークとなる果無峠は超えられず、途中離脱となったものの道のりは約40km。重い荷物を背負い、登っては下りを何度も繰り返して体はへとへと。いつもの何倍もの負荷がかっていたから奇跡だと思った。

2足目のvivo

すっかり気に入った私は街用のローカットシューズも欲しくなり、さっそくショップへ。

プライマストレイルニット FG

目をつけていた白いvivoを試して即決。さりげなくふちにカラフルな色が散りばめれているのもいいし、伸縮性のある履き口だからすぽっと履けて着脱も楽ちん。いちいち紐を結ぶ必要のないアジャスターも便利。普段のお出かけから旅行までいつも一緒だ。底がすり減ったら、また同じモデルを買いたいと思うほどお気に入り。

Vivobarefootの感想

私はvivoを買ってよかった。膝の痛みが軽減したし、足運びを丁寧にするようになった。足裏全体で歩くことでバランスもよくなった気がする。

北アルプス白馬岳へ行った時も、膝は痛くならなかったし、他の山でもこれまでより痛くなることがかなり減った。

ただし、効果は「人によって異なる」と思う。

アーチがなく、ぺったんこだから地面のゴツゴツがダイレクトに足に伝わる。数時間、街を歩いただけで踵の疲労を感じることもあるし、山で尖った岩を踏むとズーンと鈍い痛みが走ることも。これは慣れたら全然平気だし、むしろ刺激が心地よいくらいだが。

あと、体力・筋力不足のせいもあるかもしれないが、いまだに登山の翌日は、普通の登山靴よりもふくらはぎの筋肉痛がひどい気がする。

vivoを日頃から履いて、トーガもやって、少しずつ慣らしていくのがおすすめ。足の悩みが解決する人が少しでも増えたらうれしいなぁと思う。
(無理な人は絶対続かないし、合わない人もいます)

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