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「がんばりすぎない」ほうがかえってうまくいく

仕事の変化がつづくと、つい愚痴が増える。
例えば、運用がコロコロ変わる案件。中間管理職が嫌で会社員を辞めたのに、ライターになってまで同じことはしたくない、と思っていた。

気が付けば、ディレクターを任されるようになり、大きな運用変更でマニュアル整備やら資料作りやら雑用も多い。しかも、全部なる早と言われて辟易している。

正直、この案件ばかりに時間を割いていられない。今月末には大手企業の取材も控えているし、新案件にも注力したい。
だから私は、頑張るのをやめた。

といっても、やるべきことはやっている。
一人で頑張ることをやめたのだ。

その①「時間外労働しない」
どんなに仕事がひっ迫しても、決めた時間以外は仕事しない。
突発的な仕事が入ってきても対応できるよう、ゆるスケジュールを組む。一時的に収入が減っても気にしない。時間の余裕は心の余裕につながる。

その②「手に負えないときは助けを求める」
できないときは誰かに聞く、頼る。「無理です」じゃなくて、「ここまでやったけど、ここが分からない」と具体的に相談する。早めにいうのがポイント。すると、あっさり誰かが協力してくれる。

その③「私がやらなきゃを手放す」
ひとりでできることには限界がある。だから、あれもこれもやらなきゃをやめる。周りを巻き込んで、「いまこういう状況だから、いつまでにここまでやる」と宣言する。スケジュールが合わなければ、他の手の空いている人をアサインしてくれて、結果うまくいくのだ。


先日読んだ「一生お金に困らない生き方」(心屋仁之助著)にも、「クタクタになるまで働かない。余裕がないと幸せになれないし、自分を優先することに主軸を置く。大事な人と楽しめるものに時間もお金も使う勇気が必要」とあった。

がんばりすぎないと、メンタルも楽だ。「まいっか。自分はちゃんとやっている」くらいの気持ちで、この荒波を乗り越えたい。

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