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私の山道具・山の記録

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愛用している山のウェア・ギアを紹介するコラム。山でも街でもつかえるウェア・ギアを探すのが趣味です。ときどき登った山の記録も。
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#登山

山も街もVivobarefootのシューズで歩く

私はパンプスが苦手だ。どれを買っても合わないし靴擦れする。窮屈で歩きにくいし、いざというとき(?)走れない。だからいつもアディダスのスニーカーを愛用していた。これに出会うまでは。 Vivobarefootで膝痛から解放山では一般的なミドルカットの登山靴を履いていたが、あるとき、以前から気になっていた「Vivobarefoot」のシューズを買ってみた。 いつも行く登山ショップで扱っており、足の感覚を鍛えられると聞いて試したくなったのだ。 購入して4か月目くらいに熊野古道の小

【須磨アルプス】スリルと縦走気分を満喫

急な岩場を歩く「馬の背」で有名な須磨アルプスへ。 今回は、JR須磨駅から板宿駅まで電車でつなぐルートを選択。 駅を降りると目の前に海が。潮干狩りしたい気持ちをおさえて、登山道へ向かいまずは鉄拐山ピークを目指す。 山頂は開けていて、神戸の街並みはもちろん、大阪湾も望める。まだ予定ルートの半分も歩いていないのに達成感でいっぱいだ。急な階段を下りて次のピークへ。 途中にある「おらが茶屋」ではランチやケーキを味わえる。建物は高台にあり、3階の展望台からの眺めも絶景だ。今回はおに

【京都・大文字山】蹴上〜大文字山〜火床〜銀閣寺ルート

朝6時に起きて、京都へ。本当は京都一周トレイルの東山コースを歩こうと思っていたが、テント泊できる場所がなさそうなので、一部のコースを楽しむことにした。 蹴上駅に着くと、たくさんの人で賑わっている。連休と久しぶりの晴天が重なり絶好のお出かけ日和だ。 インクラインを抜け、京都一周トレイルの道標を頼りに登山道へ進む。夫は買ったばかりのカメラで、お花や風景、ときどき私を撮っている。 日向大神宮の鳥居を抜けると天の岩戸くぐり。開運厄除けのご利益があるそう。今日も怪我なく無事に下山

【山ウェア】通気して保温する「オクタライニングのカーディガン」

山に登るとはじめは寒いがどんどん体が温まり、あっという間に暑くなる。上着を脱いで歩いていると、今度は休憩で立ち止まったときに寒くなる。脱いだり着たりは面倒だが、登山において行動中の体温調節はとても大切だ。そんなとき重宝するのがアクティブインサレーションと呼ばれる行動着。 表面はサラッとしたナイロン素材、裏側はふわっとした素材で、ものすごく通気性がいい。風がビュービュー吹く日に街で着ると寒いけど、屋内だと温かい。表裏で異なる素材のウェアはたくさんあり、このアイテムは繊維メーカ

【山ウェア】毎日着ているURSUS(ウルサス)のジップフーディ

1年くらい前からずっと、登山用のインサレーションを探していた。もこもこしたダウンや中綿ではなく、トップスの上に羽織れる薄手のタイプ。テント場や寝るときの保温着としてもつかうから、軽くてコンパクトになることもマストだ。 OMMやセンチデザインも気になっていたが、すぐに売り切れてほとんど手に入らない。それにもう少しかわいいデザインのがないものか、そんなときInstagramで見つけたのが、台湾発のブランドURSUS(ウルサス)のジップフーディ。国内にある山のセレクトショップで、ち

小蓮華山の稜線に魅了された

北アルプスでテント泊をするのが憧れだった。 せっかくなら絶景を望める山で稜線歩きを楽しみたい、そう思い白馬岳を選んだ。 白馬大池のテント場を出発し、ザレ道やハイマツ帯を登る。途中で雷鳥の写真を撮ったり、そーっと観察したり。さらに登って船越の頭に到着。すると、YouTubeで見て憧れていたうつくしい稜線が目の前に現れた。小蓮華山だ。 雲がかかりなんだかラスボス感がある。「ここ登るのかぁ」と「あぁ頑張ってよかった」が入り混じる。一歩進むたびに写真を撮るのでなかなか進まない。前