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ライターの仕事

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ライター・編集者としての気づきをまとめています。
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フリーライター・香川けいこのお仕事まとめ【2024/9/18更新】

はじめまして。大阪在住ライターの香川けいこ(かがわけいこ)です。 暮らし・食・ITジャンルの執筆を中心に、取材や編集など幅広く活動しています。 ◆得意ジャンル暮らし・食・IT・おでかけ・アウトドアを中心に執筆や取材が可能です。 簡単な撮影や画像加工も実績がございます。 関西エリアのグルメやおでかけ情報など、ローカルメディアの記事制作も大歓迎です。 ◆おもな実績公開許可をいただいているものから抜粋して紹介します。 【DX・デジタルに関する企業取材】 ▼さくらインターネッ

プロこそ、いつでも緊張感をもっている

ホットペッパーで見つけた美容室に通いはじめてもうすぐ10年。担当の美容師さんはこの道20年のベテランで、腕もいいし、控えめで話しやすくて信頼できる魅力的な人。 先日2か月ぶりに美容室に行った。その日はたまたま取材の前日だったので、ふと気になることを聞いてみた。 「常連さんも多いから、仕事で緊張なんてしないでしょ?」 「いえいえ。毎回、緊張します」 「え?そうなんですか?(ちょっと意外)」 「毎朝、今日はどんなヘアスタイルにしてほしいって言われるのか、お会いするまでわから

長い文章、短い文章、メディアにあわせて書くこと

ライターになった頃はSEO記事を執筆することが多かった。2,000字や3,000字から始まり、10,000字なんてのもあって大変だったけど、慣れると3,000字くらいは苦にならない。 いま、300字程度でスポット紹介をする原稿を書いている。これがなかなかむつかしい。油断すると500字近くになってしまうので、書いてから推敲し無駄を削る。京都ライター塾で学んだ「小骨をとる」という工程だ。 キャッチコピー、画像キャプションにも気をつかう。初めてのメディアならなおさら。既存記事を

得意ジャンルは楽しいし効率もいい

登山メディアでライターを始めて一年くらい。最初はSEO記事を書いていたが、1〜2記事納品したあとはレビューやPRなど、実際に商品を使って記事を書いている。 趣味を活かして書けるからほぼリサーチいらずで、執筆時間もさほどかからないうえにすごく楽しい。 時間がかかるとすれば、記事に掲載する画像かも。見出しにあわせた画像を撮影するために、角度や構図などを工夫しながらたくさん撮るし、ときには加工して説明テキストも追加する。 納得いくまで何度も撮るのは大変だけど、納品後に褒められ

穏やかな日々ってすばらしい

とある案件をやめてから、毎日が平穏でとっても静かになりました。無茶ぶりもチャット攻撃もないし、やりたい仕事に集中できるし、部屋の掃除もできるし、愚痴もなくなったし、なんという幸せ。 6月に契約後、しばらく連絡がなかった大手クライアント様からも正式に受注をいただきました。また新たなジャンルの執筆だから、レギュレーションを読み込んで丁寧に進めます。 少し時間ができたので、ついでに先延ばしにしていた自分のHPまで作っちゃいました。元からあったWordPressのサイトは放置して

断る勇気で、いろいろすっきり!

もやもやを抱えながら継続してきた案件を卒業しました。ずっと辞める辞めると言い続けて早1年以上。夫にも「辞める辞める詐欺」と言われていました。 急な依頼に夜も土日も仕事したり、外出中や休日もこまめにチャットに返信したりと、いつも頭の片隅からこの案件が離れなくて眠れないことも。ずるすると引きずられるのは精神的にもよくありません。テキストから圧を感じることが多く、チャットを開くのが怖いプレッシャーの日々でした。 この精神的苦痛はまるで会社員の頃のよう。あれが嫌で会社を辞めたのに

「がんばりすぎない」ほうがかえってうまくいく

仕事の変化がつづくと、つい愚痴が増える。 例えば、運用がコロコロ変わる案件。中間管理職が嫌で会社員を辞めたのに、ライターになってまで同じことはしたくない、と思っていた。 気が付けば、ディレクターを任されるようになり、大きな運用変更でマニュアル整備やら資料作りやら雑用も多い。しかも、全部なる早と言われて辟易している。 正直、この案件ばかりに時間を割いていられない。今月末には大手企業の取材も控えているし、新案件にも注力したい。 だから私は、頑張るのをやめた。 といっても、や

ライター2年目からが大切かも

ライターを始めたころ、 「スキルなし・実績なし・低単価で稼げない」と悩んでいた。 未経験で始めたから、それが当たり前だったのかもしれない。 けど世の中には、ポートフォリオにたくさん実績が並び、そこからまた新たな仕事をゲットしたなんて声もちらほら。 私にはスキルもないし、記名記事なんて夢のまた夢だと思っていた。 でもいまは違う。趣味を活かしてあこがれの登山メディアのライターになれた。SEO記事ではなく商品レビューやPR記事に関わり、独特の構成や見出し付けも勉強になるし、継続

マインドの変化を深掘りしてみた

未経験でライターになって2年数か月。マインドがかなり変わった気がする。最初は稼げるのかもわからなくて不安でいっぱい。いわゆる疲弊案件も低単価案件も経験したし、先が見えなくて会社員ほどの月収も稼げなくて、なんとなく夫に申し訳ない気持ちだった。 でもいまは、自分らしく生活できている。 理由を考えてみた。 でも、これだけでは、いまのマインドにたどり着かなかった。 X(旧Twitter)やコミュニティのトークルームで、 ・最高月収達成しました! ・会社員時代の収入を超えました!

考えはひとそれぞれ。フリーランスはメンタルが大事

ここ数か月、担当しているメディアで新しい試みが増えている。SEO記事メインから、企画記事へシフトしていきたいそう。そして私は企画記事の制作管理(ディレクター兼編集者)を任された。 新しいライターさんを採用し、Web面談とテストライティング。採用が決まったら企画内容を伝え、ドキュメントを用意して執筆を進めてもらう。質問が来たらなるべく早めに返信。私がストッパーにならないよう、スマホでこまめにチャットを確認する。 原稿が上がってきたら、内容チェック(ときどきライターさんに質問

ライター塾でわかった自分の弱みを鍛える決意

京都ライター塾の課題で、講師の江角悠子さんを取材して原稿を書いた。先生から教えていただいたポイントの中で、とくに自分に不足していると感じた点は以下のとおり(太字はかなり鍛える必要あり)。 私は自分が感じたことを言語化するのが苦手で、よくありがちな表現になってしまうことが多い。取材原稿ではタイトルとリード文の作成が苦手。でも取材原稿を書くにあたり、自分が感じたことを自分の言葉で表現することが大切だと再確認できた。 ライター塾の講義はあと1回で終わってしまう。そこで自分に足り

開業して1年(2023年1月を振り返る)

もうすぐ確定申告。 令和5年分の支払調書が届きはじめて、いろいろ気づく。 「書類で見ると、1年分の金額って大きいな」 「そういえば、こんな仕事してた」 「あの案件、大変だったな」 etc… 今思い返してみると、「あれからたったの1年か」が正直なところ。 それでも、結構成長したな自分、と思う。 卵から産まれたひなが、ようやく一人で歩き出した感じかな。 開業したのがちょうど1年前。 クラウドソーシングから卒業しようと決心し、営業に力を入れていた。 「営業→応募→テスト→面談→

カメラのレンズを変えてみた

記事でつかう写真を撮影する機会が増えてきた。 登山の記事だと、ザック、ウェア、キャップ…etc。 ほかのメディアだとスイーツを撮ることも。 でもアップの画像が、なかなかうまく撮れない。 私のミラーレス一眼レフだと、接写が難しい、というかできない。 夫に聞いたら「そういうレンズだから無理だよ」と。 そこで別のレンズに変えてみたら、アップでもシャッターが切れる。しかも仕上がりがぜんぜん違う。 望遠にして対象物にピントをあわせ、自分が動いて距離を調節すると背景が適度にぼやけて、

1年前の自分を振り返る

今は当たり前のようにライター・編集業務をこなしていますが、ふと1年前に何をしていたか振り返ってみました。 当時の様子はこんな感じ↓ 失業保険がもうすぐ終わる クラウドワークスの手数料が痛い そろそろ直営業はじめないとヤバい 「未経験でも稼げる」という言葉を信じてはじめたものの、思ってたより稼げず焦っていました。 毎月当たり前のようにもらっていた給料がなくなり、無職なのに住民税に年金にと、生きてるだけでお金がかかる! これはしっかり稼がないと、ホントにヤバいと思いはじ