インドから考える今後の日本の対応
上記の記事がキッカケで近年インドの急成長が注目されていたことを思い出し、以前はインドが世界経済の覇権を握るなどの記事を見ていたので、実際どうなのかと気になったので調べてみました。
上記サイトを要約すると
2019年後半に急激に失速していた
原因は輸出低迷と個人消費の減少
個人消費の減少の最大の理由はノンバンクの貸し渋り
経済成長の過程で第二次成長を経ず、第三次成長に流れたことにより、未だに第一次成長で止まっている
それでも好条件な国土位置と魅力的な巨大市場である
となっており、阻害している要因は
教育の地盤と多言語・多宗教・高い離職率の国民性のようです。
それでは日本の過去と照らし合わせて考えたいと思います。
第一次・第二次ベビーブーム
戦後、日本では高い出生率が礎になり、団塊の世代が高度経済成長を経験しそこで必要不可欠だったことは『ヒト』で、インドは既に世界人口2位であり、教育が行き届けば魅力的な土壌であることに代わりありません。そして日本とは違い25歳以下が人口の半分を占め、正にこれからということが分かります。
カースト制度に影響されないICT(情報通信技術)関連産業
インドの人々はおよそ8割がヒンドゥー教徒であり、生活に深く根付いています。その最たる面が、「カースト制度」とよばれる身分制度です。このカースト制度が職業の選択に影響を与えていましたが、ICT関連産業はこの制度外に位置し、あまり影響を受けない職業としての立場が取れることも大きな面だと思います。第二次成長を飛び越えて第三次成長へ向かった要因にもなったのだと思います。日本においては『和魂洋才』というものが自然と根付いていたため大きな障害には成らなかったのではないでしょうか。
数学大国
国民の多くが数学が得意であり、掛け算など5桁6桁関係なく暗算する場面をメディアで見ることがあると思います。『0』の概念を作った国だけあって法則というものを熟知しており、ICT関連産業との相性抜群といったところでしょうか。日本では数学が得意ということはないですが、精密加工では今でもトップレベルであることは言うまでもなく、インドとの違いは『綿密で勤勉で忍耐力がある』ということではないでしょうか。
オフシェア開発で米国との昼夜逆転の立地における24時間の開発体制確立などインドには様々な魅力があると思います。
そしてインドに対抗し共存していく為に日本が取るべき対応は
一つに尖らせる執念を持続させる
つまり
プロフェッショナルで居続ける
ということではないでしょうか。
それでは良い一日を。
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ここまで読んで頂いてありがとうございます
読みづらいところも多々あると思います。
よろしくおねがいします。
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