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恋が冷めるのは一瞬で

先日、恋人と別れた。かなり渋られていたが、結果的に円満に別れたつもりだった。

別れるときは不覚にも泣いてしまった。好きだった。


過去形になってしまうくらいには、既に恋の熱は冷めていた。


なあなあになって、なんとなく離れられずにいた。


気になる人ができた。というよりかは、昔の想い人が手の届かない遠地から帰ってきた。昔の未練からなのか、はたまた恋をしているのかはわからないが、私の頭の中には想い人が占める割合が日に日に増えていった。


現金な女なのかもしれない。でも、会える、会えないで喧嘩するよりも、いつ会う?どこに行く?と話ができる相手の方が好きだ。


きちんと恋人と別れてから想い人と2度会った。


その間にも恋人は、私を引き留めようとしてくる。別れた当初は、恋人がいいのであれば、しばらくはそばにいてくれても構わないと思っていた。


でも、最近うっとうしくなってきた。私は、前に進みたいし、想い人ができた。毎日のように絡んでくる元カレに飽き飽きしている。むしろ、別れたことが分かってないかのように。認めていない、納得していないのかもしれない。


約束、約束とうるさく、何度も夜中に電話を掛けてきたり、寝落ち通話をしなかったら寝れないことを人のせいにする元カレを避けたくなるのは当然の思考なのではないか。むしろ、そんな元カレに構わない私がおかしいのか。

疲れてしまった。

生死について言われたり、他人との関係のことを聞かれたり、もう疲れてしまった。


友人たちには


「やさしいところはいいことだけど、悪いところでもあるよね。そんなやつ、ブロックしてほっとけばいいのに。」

と言われることも。確かにそうだ。それができないのはなぜだろう。


好きだった相手だからだろうか。

それともたくさん悪口を言われるからだろうか。


いや、たぶん違う。私の知らないところで、生死が決まったり、私のせいだと責められたりすることが嫌なのだ。



どうにかしようともがけばもがくほど、私も辛くなってきた。


あと少しで、3月も終わり、新年度にもなる。


その前にケリをつけたい。

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