酒とは食とは、朝から「高倉屋商店」さんで一献
日本酒って米、米麹、水、あとまあ使うか使わないかがありますが酵母でできております。醸す場所の空気もありますが、後はといいますか、鍵となるのは人。その人も技術的な素晴らしさはもとより、その方のお酒だから呑みたいと思わせる人間力もありまして。以下個人の見解です。
べろんべろんに泥酔して家の前で倒れたり、血まみれになってみたり、数々の名だたる奇行をクリアしてきた人間が言うことではありませんが、お酒は酔う為に呑んでいるわけではありません。日々の食にあい、美味しいから呑んでいるのもありますが、それを造った方々のことを思い出しながら呑む、呑んでいるといいますか。。。
会話しているつもりです。
呑んでいるといいますか、話しているといいますか、そんな気持ちです。人で呑んでいるんですよ。この方達が造ってくださっているから、売りにきてくださるから、だから呑みたいんですよ。そのお米を作ってくださっているかたがいらっしゃるから呑みたいんですよ。銘柄、ブランド、スペックで呑んでいるんじゃないんですよ。
食も同じでこの方のいるお店だからうかがいたい。好きな方がお店を続けていただきたい。
生産者さんのこの方がとるもの、育てるものだからいただきたい。働きたくない働きたくないと思いながら必死に稼いだ金は、全て好きな方にしか使いたくないのです。
っと書いてしまっているのは、私が長年好きな「勝山」「戦勝政宗」の代表取締役でいらっしゃった平蔵さんがお家騒動で解任され、ご息女の優花さん、一部蔵人さんも蔵を離れられたからなんですよね。
なんというか、優花さんとは彼女が東大時代の時に日本酒イベントで知り合い、単身でのNY乗り込み営業、スーツケースに夢ではなく勝山を詰め込んで駆け回ったとか、日本酒キットですとか、数々の挑戦や努力をしっており、敬愛しております。お父さんの平蔵さんも数々の戦略はもとより、優しさとチャーミングさにあふれた方で、宮城の日本酒好きで、「勝山ってちょっとボトルで値段あげていない?味はどうなの?」という方々の牙城を崩してくださったという主観があります。
まあ、私は部外者なので、視点が偏るので今回の経緯について詳しくは書きませんので気になる方は平蔵さん、優花さんの個人インスタでご確認ください。私は今後のお二方を応援していきますので、「勝山」「戦勝政宗」を宮城で呑んだという投稿は無くなると思います。DATE7も買わなくなる可能性が高いです。
あ!仙台駅の優花さんのところは別会社なので今後も優花さん運営です。
「でも、造り手とかそんな気にしてるのねえさんくらいじゃないですか。誰も気にしないし、そのうち忘れますよ」
「どの米とか醸造アルコール添加とか気にしないですよ」
「日本酒スパークリングで瓶内二次発酵もガス添も気にする人なんてほとんどいないですよ」
別に高倉屋さんで本日言われたことではなく、いろんなところでいろんな人に言われたことを書いたまでです。
ばくだんとは赤玉ワインのプレーンサワー割です。なので、まあ甘い。
で、蕎麦の「いまふく」さん天ぷら「まつ井」さんに最近うかがっていないのは、好きすぎてうかがったら確実に1キロ太るからです。あと5キロ痩せて目標体重をクリアし、己の生誕祭に神ちゃんにお会いした後にうかがわせてください!