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身体に合わせた住環境整備、そのための理論

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身体に合わせた住環境整備を考えるための理論について ケアマネさんやリフォーム関係、リハ職の皆さんにも
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#介護保険

二本の脚に矢印を重ねて  〜支持基底面と重心位置のはなし ①

介護福祉士養成校の授業で、この話だけはキチンとしなければ、といつも考えている内容が、これ…

どこで暮らすか、それが問題だ ~自治体による住環境整備給付の違い

我が社、実は基本的に遠出はしない。 湘南改造家という名前にこだわっているからというわけで…

だましだまし協力隊?! ~利用者さんのモチベを上げて、手すりを増やす口説き文句×…

手すりをつけることに対して、なんとなく嫌だな~と感じているご利用者さんも、たまにいる。杖…

アイミツ、それはタダじゃないんだぜ ~合成の誤謬をつくる官僚感覚

介護保険による住宅改修業界という、建築土木業界においてはタカラダニほどに小さな業界が震撼…

アンチユニバーサルな介護保険 〜万能ワークチェアに見るその矛盾(前編)

お金を取る事には八方手を尽くすが、払いは渋いのが行政の常である。 だが、公が推している理…

イノベーション殺しの介護保険 〜万能ワークチェアに見るその矛盾(後編)

、 ここまでユニバーサルデザインの申し子のような、推しの椅子の話を書いてきた。 だが、こ…

手すりは、手すりだけではない

つまり、手すりの役割は手すりだけが果たしているわけじゃない、ということである。手すり屋は御乱心はしていないので安心して欲しい。 ただし、これはいわゆるグラブバー、掴むのが必須のものについては除外で、あくまでハンドレールやアームレスト(サポート)のような、「上から体重をかけるタイプ」の話、である。 この例のよくあるパターンは、まずは玄関と下駄箱の関係で、下駄箱の天板に手をついて上り框を昇り降りしているケース。 たまに、そこに手すりをつけたいのですが、と言われることがある。

アレを踏み台にしたぁ!?

なんとなくわかる人にはわかるタイトルにしてみました。 あのシーン、左股関節の可動域制限を…

役所とオフサイドライン 〜給付と自費のあいだ

よく役所の人は杓子定規で困る、みたいなことを言われている。気の毒なことである。 自分は杓…