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指導者に必要なのは語彙力

今でこそ僕は写真家/フォトグラファーなどと銘打って活動させていただいておりますが、少し前まではスポーツトレーナーとして毎日セコセコやっていました。

その曲がりなりにも教育者だった僕が、当時取り分けて重要視して向上に努めていたことがあります。それが「語彙力」です。

スポーツ界だろうがビジネス界だろうが、多くの組織は激しい競争社会の中にあり、生き残りをかけて戦って行かなくてはいけません。

そんな目まぐるしい環境下では上司と部下との間には信頼関係というものが必要不可欠で、信頼を失った指導者は終わりです。


信頼を得るためには生徒と同じレベルであっていいはずがなく、指導者は常に前を歩いていなければいけません。

方法論、技術論、また、これらをなるべく表現力豊かに、説得力のある言葉で、伝える必要があります。

言葉のない指導者などあっていいはずがありません。
「言葉より行動で示す」などといったよく分からない2択を迫る人もいますが、これを聞くたびに「何を眠たいことを言っているんだ?」と思ってしまいます。

「なぜこんな大事なことを1つ捨てる?両方とやらんかい」ということです。

僕はこの「語彙力」というものが軽視され過ぎているように思います。
「伝わればいい」はただの甘えからなる妥協論でしかありません。

同じような意味を持つ言葉であっても、少し聞くことができない洒落た言葉を使うことで生徒の心に響かせることができ、感動を与えることができます。しかし、このような言葉は突然降って湧いてくるはずものく、仕入れの作業というものが必要です

実はこの仕入れの作業が地味に大変で、僕の場合は自身の時間の大半をこの仕入れの作業に費やしています、これは肌感覚ですが、指導者である以上はこの「語彙力」というものは超重要になってくるので仕入れの作業を妥協しないことを強く勧めします。

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