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ポジティブスタートは幸せのもと

年を重ねるたびに、「1年早いな・・・」と身にしみて思うように。

日本は新年のスタートを切って早1ヶ月、今日はベトナムの旧暦の大晦日、仕事納めです。
日越ともに、いよいよ新たな1年のスタートです!

知っている人も多いかと思いますが、歳を重ねるほど1年が短く感じられるのは、人間が1年という時間を認識するのは、

1年 ÷ 自分の人生

で、感覚的に感じるからだそうですね。
うちの一番下のチビは1年/7年、私は1年/51年。
ん!?感覚的に7~8倍の速さ!?(笑)


さて、1年のスタートをポジティブに切れるか・・・
これが、今回のテーマ。

 過去1年を振り返り、そこから具体的展望や期待を込めて、1年間の目標や計画を再設定。これが、当社の年次のPDCAパターンです。

そこで、今回は当社の中期経営方針でも特にこだわっている、「ポジティブで前向きな考え方」について確認しましょう。

 年初からお伝えしていますが、様々な社会的課題や、仕事の問題、人間関係などの身の回りの出来事は、すべて考え方一つで、ポジティブになったりネガティブになったりします。

事実は事実。
それを結局は、”自分がどう捉えるか、考えるか”で、意外とその成果が左右されるのです。

少なくても当社は、こんな社会環境であっても、

お互いにポジティブになって、新たな時代の変化に対応していこう!
自分も会社も成長しよう!

という話をしてきました。

ポジティブな人が成長するよね

 私が改めて、この何年も様々な経営体験を通じて感じたのは、「ポジティブな人が成長し、結果を出す!」という事実です。

 同じ事実に直面した際に、それをどう捉えるかで、その後の行動と成果が変わります!
ネガティブとポジティブ、例えば・・・・

- 挑戦が必要な新しい仕事を任された際に・・・
「自分は今の仕事で十分、これ以上新しい仕事を覚えるのも大変だし、責任も増えるし嫌だなぁ~」
 or
「自分が新しいスキルを手に入れて、成長するチャンスが来た!挑戦するぞ~!」
- 忙しい時に、仲間が突然体調を崩して休んだ際に・・・
「あの野郎、この忙しいのに休みやがって!こっちもやる気なくなるぜ。」
 or
「今日は一人欠けて大変だけど、生産性向上のチャンス!仕事を肩代わりして改善点もついでに見つけてやろう!」
- 自分の興味の無い研修、講演会に誘われて・・・
「なんで、わざわざ興味の無い事にお金や時間を費やして付き合わなければならないんだ。めんどくせえ~」
 or
「今は興味が無いけど、もしかしたら今まで知らなかった、貴重なことが学べるかもしれないし、何があるか解らないから、せっかくの機会、行ってみよう!」
- 不良を再発させて、客先から怒られて・・・
「謝ってもまた再発するよ。俺が一生懸命やっても、どうせ不良は無くならないから、しょうがねぇだろう~」
 or
「今度こそ、再発させないために、まだ改善の余地があるはずだ!原因をトコトン追求して、今度こそ再発させないぞ!」
- 忙しい時に、新たな仕事を頼まれて・・・
「何で、この忙しいのに、俺に余計な仕事を頼んでくるんだ!他の奴に頼むか、自分でやってくれよ!」
 or
「忙しいこの俺に、わざわざ頼んでくれるということは、それだけ自分に期待されているってことだな。何とか、仕事をやりくりして、期待以上の結果をだしてやろう!」
- 毎日留守も多くて、休みも家でゴロゴロ。妻から文句を言われて・・・
「うるせぇなぁ、こっちだって毎日汗水垂らして仕事頑張っているんだから、しょうがねぇだろう!」
 or
「確かに、家族サービスの時間が少ないけど、その分今度の週末は密度の濃い、徹底的に家族で楽しめる企画をしてやろう~。父ちゃんの汚名挽回のチャーンス!」
・・・・

人間ですから、常に100%ポジティブはあり得ません。

別に、常にずーっと前向きでポジティブでいるなんて、しんどすぎます。
愚痴だってこぼしたくなるし、人のせいにもしたくなります。
それで、いいんです・・・

でも、”ここぞというとき”に、ポジティブな考え方が多い人ほど、確実に成長しています。

”ここぞというとき”、それは例えば、新たな目標や計画を立てて、仲間とスタートを切るような時です!

ポジティブな人の仕事は面白い

ポジティブな人は、それだけで自分も周りも面白い。
面白いから、やり甲斐もあって、やっただけ周囲からも信頼されて幸せな生活になる。

ネガティブな人は、それだけで自分も周りもつまらない。
つまらないから、「損得」だけで物事を判断し、勝手に独りで一喜一憂する。

私たちの仕事は、一人で完結することはありません。仲間やチーム、パートナー、お客様・・・多くの人たちの関わりの中で、進んで行きます。

どんな人と、一緒に仕事をしたいのか?

できれば、一緒に仕事をすることが、やりがいがあって面白い人と・・・
思いますよね・・・。

リーマンショックの時には、世間も当社も大変な思いをしました。

あれから10年以上が経過。
10年ひと昔。なんか、あの頃はなんか自分もネガティブだったよなぁ~

目下、コロナショックが継続中・・・

この十数年で、自分は、当社はどこまで変わることができたのか?
いろいろと、考えさせられる日々です。


果たして、
自分自身がポジティブにスタート切れているのか?
ポジティブで面白い仕事を、面白い仲間とスタートできているかな!?

「頼まれごとは試されごと」


ご存じ、中村文昭さんの有名な言葉ですが、今までに増して、我々がポジティブに行動するために、重要なキーワードです。

プライベートでも仕事でも、日々様々な人から様々な事を頼まれます。
その時に、

「よーし、一丁やってやるかぁ~!」
と思うか、
「なんで俺に頼むんだよ、めんどくせぇなぁ、嫌だなぁ~」

と思うかで、まったく結果が変わってくるんですよね。

相手は、「貴方ならきっとできる」と、期待を込めて頼み事をします。
最初から、失敗する、上手くできない、やってくれない相手には、物事を頼みたくありませんよね。

人から何かを頼まれる事は、とっても素晴らしいことなんです!

「あー、この人、俺にこんな事を頼むってことは、俺の実力を試しているなー」

実際、自分に頼まれるほとんどのことは、そもそも実力以上の事は頼まれません。
一見、難しくハードルが高いことでも、努力や工夫の結果、必ず実現可能、または想定の範疇の事しか頼まれません。
もしくは、それに挑戦することを通じて、他の何らかの目標目的を期待されています。

ポジティブに挑戦した結果、必ずその経験や気づきで、成長&信用という成果を得ることができます。

そして、ますます頼まれごとが増えてきます。

周囲には貴方に頼まれたい人も増えてきます。

家庭でも会社でも、同じように・・・

「どうせ頼まれたのなら、相手の期待を超える結果を出してやろう!」

中村文昭さんの言うとおり、どうせやるなら相手の喜ぶ姿をイメージし、ワクワクしながらやりたいですね。

仕事だってワクワクしたい


会社もチームも同じ。

お客様からの頼まれごと、つまりニーズをポジティブに実現する会社には、ますます仕事が集まります。
客のニーズに対して後向きの会社は、衰退します・・・

お客様の期待を超える結果をイメージして、ワクワク仕事できたら最高ですね!

味が良く、サービスも気が利いているお店には、ますますお客さんが集まります。
不味くて、頑固一徹のサービスの悪い店には、そもそも食事に行きませんよね・・・

とかく我々製造業では、「自分たちはいいものさえ作っていればいいんだ」と考えがちですが、そこは要注意です・・・。


ちなみに、自分が長年こころがけてやってきたこと・・・

「宴会や式の幹事、役割を頼まれたら断らない。どうせやるなら、皆に喜んでもらうようにちゃんとやる!」

でも本音を言うと・・・PTAや自治会の役は、できるだけ避けてとおりたい・・・なんて、思っちゃダメですかね(笑)

「さて、一丁今年もやってやるかぁ~っ!!」

「無くてはならない会社」で、幸せになりましょう!

※ 社長VOICE 2018年 2019年 に加筆修正

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