毎日30分1人読書会>読書ログ7日目>『成長も安定も実現する経営指標「RPG」入門 :営業利益を粗利で割るだけで会社の明るい未来が見える本』(三谷 淳著)

今日読んだ本

毎日30分1人読書会>読書ログ7日目>『成長も安定も実現する経営指標「RPG」入門 :営業利益を粗利で割るだけで会社の明るい未来が見える本』(三谷 淳著)

読んだ目的

・経営指標「RPG」の素晴らしさについて学ぶ
・実際に当社で活用できる重要指標になるのか確認する
・なぜ、経営指標「RPG」が素晴らしいのか学ぶ
・経営指標「RPG」の活用方法について学ぶントは?

レバメモ(まとめ)

●RPG(Ratio of Profit for the Gross-Margine)=対粗利営業利益率=営業利益/売上総利益
●なぜ、RPGが素晴らしいのか?
・売上を上げる
・変動費率を下げる
・固定費(販管費)を減らす
 ※「人経費」と「未来投資」の削減は考えない
を追求すると、高まる数値だから。
これは会計的な面で「経営そのもの」。
すべてをこの数値1つに集約できる、注力できる。
●「いい会社」の定義(本書で目指すゴール):どんなことがあっても倒産しない会社=内部留保が厚い会社
●前提(中心的価値観):危機管理(コロナ、東日本大震災、リーマンショックなど)
●実績:上場を果たしているクライアントさんが毎年のように出ている
●「いい会社」を目指す順番:
・STEP 1 資金繰りのない会社にする
・STEP 2 RPG(対粗利営業利益率)を20%以上にする
・STEP 3 営業利益1億円を目指す
・その後、規模の拡大を求めていく

感想

正直、これまで、危機管理を前提として、1つの会社の内部留保が厚くする経営は行ってきませんでした。

自社・自己分析すると、本来、内部留保になるはずだったお金は、
・研修費・・・これだけで10%近くを占める
・人件費・・・未来への投資
・役員報酬・・・新規事業(ビジネスドメインが異なる場合は別会社に)、関連会社共通の危機管理資金(内部留保)
に投資してきました。

よくも悪くも“今どき”のスタイルの経営を行っているので、
・1つの会社で複数の事業を行うのか
・複数の会社で、1つずつの事業を行うのか
その上で、
・社長を育成していくのか
・部下を育成していくのか
のスタイルの違いであり、実は、根本的には同じことをやっているのかなと思いました。

同時に、上場を果たしているクライアントさんが毎年のように出ているそうなので、逆説的に、自分たちが小さく収まっている最大の要因の1つなのかと思いました。
確かに、すべての関連会社が1社になっていれば、経済条件のみであれば、上場要件は十分満たすので、それは大きな気付きの1つです。

組織運営スタイルとして、会社を分散経営し、委任していくスタイルが、これまで、自然発生的に、自分には合っていたので、
・会社内部留保 vs (ホールディングス前夜としての)個人内部留保の経済性
・1社集中 vs 複数社分散の組織運営スタイル
について、見直したいと思いました。

ToDo(やると決めたこと)

・会社内部留保 vs (ホールディングス前夜としての)個人内部留保の経済性
・1社集中 vs 複数社分散の組織運営スタイル
についての見直したいと思いました。

速読所感

書籍は30分で読めたが、noteを書く時間が1時間半もかかってしまった。。

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