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街角OL日記 2022.7.19〜7.22

関西でしがないOLをやっている私が、平日の出来事や思ったことを書いていくことにした。

久しぶりの更新。やっぱり続けて書かないと書けなくなる。


7.19びたみんのちから

困ったとき、何かと頼るのがビタミンである。
「みかん食べときなさい。ビタミンはいってるから」
みたいなことを子どもの頃から言われ続けたからだと思う。
おかげさまでちょっと風邪気味だな、ちょっと肌の調子が悪いなと思ったらビタミンを取りゃ大丈夫だと思っている自分がいる。
実際続けていると調子が戻ってくるので間違った方針ではないのだろう。ずぼらなので複雑なことを続けることは面倒ではなから無理だと諦めている節がある。
今日もスーパーでプリンを買いそうになるところをキウイに変える。
ふうん、レッドキウイなんてあるんだ。でもまあ、今日は普通のでいいや。これからしばらく果物生活だ。
夏は1日1キウイ、冬は1日1みかん。
わたしの生活はビタミンというぼんやりとした概念に守られているようだ。


7.21夏の速度

桜はとうの昔に全部散ってしまって、ツツジが萎み、緑が鬱陶しいほどに目につくようになって、夏だなあと思う。そして突然現れる紫陽花。今までどこに潜んでいたんだ?っていうくらい突然現れる。晴れ間にみるとほのぼのした優しさが、雨で濡れるとしっとりとした美しさが際立つ。雨の日が少し楽しくなる花だ。
そんな紫陽花を楽しむ時期も終わり、今は百日紅。
道端にパッと目につく鮮やかな赤、ピンク。紫がかったものも綺麗。
こうやって夏がまた1日過ぎ去ろうとしている。


7.21ものを書くこと

文章を書くのが割と得意なのかもしれないと気づいたのは働き出してからだ。
出張報告書に予算申請書に稟議書その他諸々、会社にいると何をするにも書面が付きまとってくる。タイピングも書類作るのも早いから、と議事録係として予期せぬ会議にぽいと放り込まれることも多い。まあなんにせよ指名で仕事が入るのはありがたいことだ。
会社の書面はあまり悩まなくていいから楽だ。フォーマットに沿って、必要な事実をただただ並べていけば完成するから。
でも、誕生日の手紙とか、感謝の手紙とか、そういうものを書くのは未だに慣れない。あれこれ書きたいけれど、一番伝えたいことが伝わらなくなるのは嫌だし、言葉遣いとか、書くエピソードとか、気を遣うことがいろいろありすぎてどうも筆が思うように進まない。
結局はとてもシンプルでストレートな、飾り気のない手紙になってしまったりする。
自分の思っていることを適切な分量で適切な熱量で出力する術を磨いていきたいとはずっと思っているのだ。
こうやって書いている日記も、自分にあてた手紙のようなものである。
何事も練習だと思って続けたい。


7.22サードプレイス

家でも職場でもない場所をサードプレイスと呼ぶ。久しぶりにそんな言葉を目にした。
有休を取ってみたものの、朝からコンタクトレンズを買いに行くくらいしか用事がなかったのでスタバに寄ってみた。
いつの間にか値上がりしていたが、店は平日の午前中にもかかわらず結構人がいた。
カフェミストを頼んで窓際の席に腰をおろす。陽気なジャズのBGM、お喋りする声、適度なざわめきの中に紛れていると落ち着くのだ。
こういう時間が持てることもサードプレイスの良さなのかもしれない。


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