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自分と違うものへの嫌悪感

とあるニュースをみて、ふと思い出した話。

同性との恋愛について、嫌悪感を持つ人がいる。

ちなみに私は、誰が誰を好きであろうとも、その人たちが幸せならいいじゃないかと思う。なので、否定の意志はない。

話をすぐ戻す。

BLを知っているだろうか。
ボーイズラブ。男性同士の恋愛をあらわす文字だ。
マンガや小説などでみることがある。

とある女性が、BLマンガがドラマになって
流行った時にとても嫌悪感をあらわしていた。

「あんなもの気持ち悪い」

私に同意を求めたが、私としてはあれはマンガであり、
お互いが幸せであり、そんなに嫌悪されるものではなかった。
むしろ、普段は穏やかにしているほうの女性が、
感情をむき出しにしていたほうが、怖かった。

同性同士が愛することを、
なぜそんなにも気持ち悪がるのかが、
私にはわからない。共感ができない。

家族がもしも、同性を愛した場合は、
この女性は否定的な言葉をぶつけるのだろうか。
もしも家族が、BLを持っていたら、
持っていたことについて、気持ち悪がるのだろうか。

心と体が、同一じゃなかったら、
存在してはいけないみたいに言われるのは、
つらい。
かなしい。

そういう風に生まれたいなんて、
思ってもなかったかもしれない。

なのに、なんにも知らない人は、
なんにも知らないから、好きなことをいう。
自分の感情のままに、傷つけることをいう。

それが。
ただしいことなのだろうか。

「あんなもの、気持ち悪い」

と言われたい人なんて
どこにもいないと思うのに。

ざわざわとした感情がふくらんで、
記しました。
私は、きっと、その人たちの言うような、
ただしい生き方をしてないので、
あの言葉は、私にも刺さっています。

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