自殺予備軍共へ告ぐ。求刑：ばかげたこと聞かせつづけろ！

昨年、新型コロナ感染爆発の影響はエンターテインメント業界も揺さぶり、多くの芸能人が今もなお苦しんでいる。その影響なのか、はたまた偶然か？2020年は多くの有名人が

自殺

を選んだ。中には、一般人から見たら、その美貌も成功もどこから見ても羨むしかないような人たちもいた。正直彼らの気持ちは、

「ワカンナイ。」

有名人の死といえば、問題となるのが

後追い自殺

みなさん忘れもしない、彼は自殺だったのかどうか今でもその真相は不明だが、尾崎豊が死んだときは、多くの後追い自殺が起きたと聞いている。他人に寄っかかって死ぬなんて、ただの衝動じゃないのか？と思うかもしれないけれど、

圧倒的な光

を失った人は、闇の誘惑に誘われるものなのかもしれない。そんな尾崎豊の

光と闇の交差点

のような曲をふと思い出した。これから紹介する曲は普通じゃない。歌詞のヒリヒリ感も凄まじいが、この時の尾崎の声は、暗闇の底から絞り出している感じで、光に届け、どこかに届けって絞り出している感じが、ゾクゾクする。この直後に彼は死にました、と言われても誰も疑問に思わないだろう。そんなギリギリの歌唱である。尾崎自身はこのバージョンはハズレているので差し替えてほしいと思っていたそうだが、確かにここまで丸裸の歌唱がCDに残るのは嫌だったのも納得だ。では紹介しよう、

尾崎豊「核（シングルバージョン）」

自殺はばかげたことだって普通に人は知ってるだろう。そんなことは百も承知の人間が、なお自殺を続ける。きっと僕らは、

わからないから、わかりたいのだ。

自殺を考えているなら、そのばかげた考えを、もっとちゃんと聞かせてもらいたいのだ。

そーは言ってもよ、芸能人がさぁ、自殺なんて一番アカンやろ？見られる仕事、選んだん自分、仮に始まりは親でもやってるのは自分！芸能人だから個人名出されるのも仕方ないよな、俺は遠慮なく言うよ。

三浦春馬が自殺しちゃダメだろう？

俺春馬くん死んで泣いたんだぞ、別にファンでもなんでもなかったのに、春馬くんほどの人間が生きられないってさ、どんな状況よ？聞かせろよ！ばかげた話でもちゃんと聞かせろ！ファンじゃない俺が泣くってなんだよ、ファンはどうなっちゃうんだよ？理解して、納得できてもなぁ、

明日起きたらやっぱり嘘だったんじゃないか

そんなことを期待してフワフワして、事実に気持ちが追い付かないんじゃないか？大切な人が突然死んだ時俺はそうだったよ。そしてやがて気づく事実、

もう会えない。

フワフワしたもんが、心にストーンと落ちて来たとき、人は泣き崩れるんだよ、現実の非情さに、そして自身の無力さに。お前は一体

「１４歳の母」で何を学んだんだよ？

忘れたのか？いや忘れたはずがない。お前は拙いながらも誰よりも一生懸命で真剣だったよ。それは忘れるはずがねぇ。じゃあ

なんで命を捨てた？

なぁ、聞かせてくれよ。何でもいいから聞かせてくれ。

求刑：ばかげたことを聞かせ続けろ！

責めてるように思うか？でも春馬くんさ、お前は死んじゃダメなんだよ。本当は後悔してるんじゃないかって、何か失敗しちゃっただけなんだって信じてちゃダメかい？