脱消費豚の決定打:スマホで脳がフリーズする

私の脱消費豚の道に、決定的な影響を与えるであろう一打が世に放たれております。私の戯言を読むよりも、まずは以下の記事を読んでください。

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/hbm.24286

脱消費豚を目指す者としては、これだけ大々的に

インターネットが有害である

と示す情報は、ネットを通した消費活動をストップさせるのに十分なインパクトがあります。

ネット(スマホ)を使うと脳の活動が停止するのは、確かにその通りだと思います。特に、PCでなく「スマホやタブレットというインプットに長けたデバイス」を通してネットに触れている時間が長くなると、

脳がフリーズしている

ような感覚に覚えがある人も多いかと思います。論文によると、子どもにとっては、脳の成長を阻害しているようですね。

それもそのはず、

ネットは人が考える代わりを担っている

ので、ネットのない空間で似たようなことをするのに比べて、

クリック一つで何も考えなくて済む場面がとても多い

のです。クリックするだけで色々な刺激や快感を得られるので、

中毒性が物凄く高い

ことも脳の弱体化につながっていると思われます。というのも、中毒性の高いものに依存している状況というのは、

考えるのを放棄した状態

と言えるからです。冷静に考えれば辞められることを辞められないのですがから、意志力だけではなく、論理的思考力も失っているのが依存症なわけで、脳がやられてしまっているといえるかと思います。依存から立ち直る方法の一つに、

認知対症療法

があるのも、論理的思考力を取り戻す訓練の一環でもあるからなのではないでしょうか(精神医学については、よく知りませんが)。

事実、私も

iPadを決められた場所に置きそこでしか充電できない

というルールを自分に課してから、脱消費豚の道は開かれて、ここ最近は例えクオリティーはごみレベルだとしても、

クリエイティブな作業

に時間を費やせるようになり、頭が働かせていることを感じながら生活できていて、

勉強にも身が入る

という、狙い通りの状況を作り出せております。やはり、脳を働かせることで、その内容がどんな稚拙であったとしても、アウトプットにつながるのです。

以上、記事と論文から私が言えることは、保護者の方は、スマホやタブレットを使わせるならば、必ず

アウトプットにも使っている

状況を作り出して、お子さまの脳がフリーズすることを防いでください!スマホゲーもネットとつながっていることで、エンドレスに低周波のようにじわりじわりと

アホノモト

を注入していることを覚えておいてください。依存症の傾向がみられるなら、勇気を持って取り上げて、

浄化期間

を設けてください。薬物も髪の毛が生え変わるまで抜けきらないといいますから、3か月程度は引き離すのが最善策で、ここで少しでも甘さを見せたら脱依存症は失敗します、と断言しておきます。

これ以上「消費豚」を増やさないことを願っております。

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